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【名古屋おもてなし武将隊】魂の出立式(4)~想い~ 2016/3/27

2016年05月20日 23時48分13秒 | 名古屋おもてなし武将隊

出立するんだなと・・・この場に立って、ようやく実感が湧いてきた



私もです信長様。
・・・いえ、違う。
出立するんだ、されてしまうんだという事は事実でも、今、その姿を見ていても、涙流しながらその言葉を聞いていても、実感というものがないのです。

そこにいるのが当たり前でした。
名古屋城に行けば会える。
遠征先に行けば会える。
日々綴ってくれたブログを見ればそこにその姿がある。
もう何年も、そんな日々を過ごしていたから。

今まで何回も苦しい想いを抱えながら出立式を迎えました。
でも『実感』はなかなか湧かないのです。
誰かが出立するたびに経験する感覚。
1日経ち、一週間経ち、一ヶ月経ち、一年経ち。
日々が過ぎていく中で、徐々に実感が伴ってくるんです。

一之助さんはおまつり男の名の如く、
章右衛門さんはやっぱりちょっと不器用に、
なつさんはしっかりと強く、
そして踊舞さんは大道芸人ならではの想いを込めて。
笑顔で送り出そうと言いつつ、最後はかしづきながら「四年間ありがとうございましたっ!
みえみえの芝居なのだけど、それでも信長様の心には響いていた。
その瞬間、笑顔から泣き顔になったもの。
きっと踊舞さんの顔を直接見たから。
ストレートに本当の想いが伝わったんだろうな。


慶次様は泣かなかった。
出立発表後に私が話をしに行った時にも一緒になって泣いてたから、絶対泣くと思ったのに。
ほんの少し危なかったときがあったけど耐えた。
強くなったね。

利家様。大きな声で言いきるかと思ったら、静かに話し出した。
と思ったのも束の間、最後は選挙演説のように。
結局余計な一言つけちゃって、家康様に押し戻されてたっけ。
利家様らしいっちゃ、らしい。

泣いちゃったのは秀吉様。でも私、それ見てすごく嬉しかった。
ある意味一番心配だったんだ。
感情を内に押し込めちゃうんじゃないかと思って。
でもストレートに出してきた。ホッとしたよ。

そして家康様。この方はほんとに・・・困る。
伝わってくるんだ、笑いの奥にある本当の気持ちが。
結成してから7年間ずっと一緒だった清正様への想いと、
お互いを認め合いつつぶつかりあい続けた信長様への想いと。
そして家康様の軸になっている名古屋という土地への想いと、
武将隊という大きなものに対する想いが、伝わってくる。
だからこそ、この方をずっと見続けたいと思うのだ。