ブログ 「ごまめの歯軋り」

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電気料金値上げ 反発を和らげるため苦労しています電力会社  

2008年06月28日 | 時事問題
asahi.com 2008年6月28日5時57分
裏技「いったん値下げ」 認可・公聴会を回避
 電力各社 電力各社が電気料金を値上げするために、いったん値下げする裏技を使い始めた。今春、北陸、中部が相次いで実施し、26日に改定を発表した東京や値上げ検討中の九州、中国も同じ手法を採る見通しだ。「据え置き」と説明している会社もあるが、法律上、値下げにあたり、国の認可や公聴会を回避できる。設備費や経費を削ってコスト合計を減らす半面、そのうちの燃料費は引き上げて、以後、燃料高騰分を自動的に料金に転嫁できる金額の上限を高くする。
 電気事業法は99年の改正で料金本格改定による値下げの場合は届け出制に改めた。しかし、値上げは今も認可制で国が原価を査定し、消費者の意見を聴く公聴会が必要だ。

燃料費調整制度の上限は大幅に「引き上げ」、料金は「据え置き」??? 
今回基準燃料費価格のみを届出る事が最大の目的で、そのため一時的には赤字になっても料金は引き下げる。そのあと新基準燃料費価格で自動的に計算されるので、値上げ申請はしなくともいい。これは経済省の官僚と相談して決めた事。どちらにしても苦しい状況で、料金値上げは待ったなし。



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