ブログ 「ごまめの歯軋り」

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医療問題 勤務医と開業医の年収の公平問題

2009年12月05日 | 時事問題
医療に関する提言・レポートfrom MRIC(2009年12月04日)「医療配分の見直しについて」 小曾能正博 東京おその整形外科 より

 いま「診療報酬の配分を見直し、開業医と勤務医と公平になるようにする」という議論が行われているが、これには多くの問題がある。まず勤務医の低賃金・苛酷な労働をそのままにして開業医の報酬を下げることを狙っている。開業医と勤務医を分断して低い水準に合わせる権力者の良くやる手である。勤務医の年収手取が804万円、個人開業医は1066万円でそれほど差があるわけではない。開業医は10年ほど勤務医を経験してから開業するので、医者で言えばベテランです。そして開業医は個人経営者であって、ボーナスも退職金もない。整形外科はリハビリをおこなうため、大勢の職員と大規模な施設が必要で、2億円の年営業収入がああっても、経費を差し引くと経営者の年収は1000万円です。もっとも大切なことは医療費そのものを増額することです。

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