JMM 医療に関する提言・レポートfrom MRIC(2010年5月17日)「参議院選を間近に医療事故無過失補償制度の創設を第1回」 猪俣治平 聖マリアンナ医科大病院・「医療事故無過失補償制度を作る会」事務局長 より
現在医療補償制度は「産科脳性まひ」に限って実施されている。これを全診療科にわたって、死亡と重度後遺症事故をカバーする「医療事故補償制度」の創設を目指したい。問題点を挙げると次の6点となる。
①基金の規模は30億円、年間300人×1000万円 負担は医師、患者、国民、政府
②補償額は最高1000万円
③本制度を超える保障については現在ある「過失医師賠償保険」の2階建てとする。
④過失の有無を問わず、医療行為と事故の因果関係を調査する
⑤医療債務をよく話し合う。
現在医療補償制度は「産科脳性まひ」に限って実施されている。これを全診療科にわたって、死亡と重度後遺症事故をカバーする「医療事故補償制度」の創設を目指したい。問題点を挙げると次の6点となる。
①基金の規模は30億円、年間300人×1000万円 負担は医師、患者、国民、政府
②補償額は最高1000万円
③本制度を超える保障については現在ある「過失医師賠償保険」の2階建てとする。
④過失の有無を問わず、医療行為と事故の因果関係を調査する
⑤医療債務をよく話し合う。