ブログ 「ごまめの歯軋り」

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古賀選対委員長辞任  衆議院選挙を前にして参謀本部解体

2009年07月14日 | 時事問題
2009年7月14日12時10分
自民・古賀氏、選対委員長を辞任へ 地方選敗北を引責
 自民党の古賀誠選挙対策委員長は14日の党総務会で、静岡県知事選や東京都議会議員選挙などでの与党敗北の責任を取り、委員長を辞任する意向を明らかにした。細田博之幹事長は慰留している。麻生首相が21日にも衆院を解散すると表明したことに反発する声が噴き出すなど、自民党内の混乱は収まらない。
 総務会では、都議選を含む地方選の連敗について「だれかが責任をとらなければいけない」と執行部の責任を問う声が相次ぎ、東国原英夫・宮崎県知事への出馬要請による党内の動揺も都議選敗北を招いた、との批判も出た。
 これに対し、古賀氏が「東国原氏を擁立して比例区で票を取りたいと思っていた。自分の浅はかな考えで迷惑をかけた。辞めさせてもらう」と語り、総務会を中座した。

古賀、尾辻氏辞任で自民党収拾の着かない混乱へ
自民党政権の危機は決して偶発的でもなく、また個人の資質だけに帰せられるものでもない。これは政党としても生命力を失いつつある重病(瀕死)と捉えるべきであろうか。阿部。福田・麻生首相は国民の信を問うことなく、憲法違反や福祉改悪、借金積み増し政策などを「英断」をもって強行した。まさに頼みもしないことをやる「詐欺内閣」といわれるのは当然である。このように自民党内閣は転げ落ちるように統治能力を失っている。そして今回都議選で破れ、選挙対策本部が責を取って解体した。どうして選挙を戦うのだろう。「集団自殺」とか「自滅を待つ」とかいわれているが、選挙を前に自民党は解体したのも同然である。

麻生解散予告 株価を下げる 8000円台へ

2009年07月14日 | 時事問題
朝日新聞 2009年7月13日20時20分
日経平均9日続落、9000円割れ寸前
 13日の東京株式市場は、政局の先行き不透明さと円高傾向を背景に日経平均株価が大幅下落し、9000円割れ寸前まで落ち込んだ。下落は9営業日連続。終値は前週末比236円95銭(2.55%)安い9050円33銭だった。


朝日新聞 2009年7月14日1時54分
景気判断、3カ月連続で上方修正 政府の対策頼み
 政府は13日に発表した7月の月例経済報告で、景気の基調判断を「厳しい状況にあるものの、このところ持ち直しの動きがみられる」とし、3カ月連続で上方修正した。6月の「底打ち宣言」後に個人消費が持ち直し、輸出も一部で回復の兆しがある。ただ、欧米景気の低迷は続き、景気対策頼みの国内経済は、先行きを楽観できる状況にはない

政府の恣意的景気判断とは裏腹に、まだ底は見えていない 労働状況は破壊的

東国原氏 ちょっぴり反省 タレント根性

2009年07月14日 | 時事問題
朝日新聞 2009年7月14日1時33分
東国原知事、国政転身「非常に厳しい状況」
 自民党から次期衆院選への出馬を要請されている宮崎県の東国原英夫知事は13日、衆院の解散が目前に迫る中、自身が同党に突きつけた「総裁候補」などの条件が受け入れられるかどうかは「非常に厳しい状況」と明言した。 東国原氏は「知事なのに国政とか、総理ポストなどけしからんとの声は粛々と受け止めないといけない」と述べるとともに、10日夜にタレント時代の師匠であるビートたけし氏から出馬断念を忠告されたことについては「重く受け止める」と語った。
 一方、自民党宮崎県連の米良政美幹事長は都議選での同党の敗因の一つに東国原氏の出馬騒動が挙げられていることについて「自民党がなめられた感じがしないでもない。ちょっと言い過ぎでないかなと。全国に迷惑をかけた」と述べた。

タレントで自民党の劣勢が挽回できると思うとは、自民党のポピュリズム依存体質は地に落ちた。自民は利権政党であったはずだが、その自民長期政権の利権インサイダー基盤が根底から崩れ始めているのだ。そこを分っていないとは?

麻生未練内閣 「生き恥を曝す」期間が増えただけ

2009年07月14日 | 時事問題
朝日新聞 2009年7月14日7時46分
8月投開票は戦後初、解散から40日は最長…異例ずくめ
 総選挙の日程が「8月18日公示、30日投開票」に固まった。戦後これまで現憲法下での総選挙は21回あったが、8月投開票は今回が初めて。8月30日は衆院議員の任期満了のわずか11日前で、76年の任期満了選挙を除けば前回選挙との間隔が最も長い。今月21日解散なら、解散から投開票まで40日間というのも最長。異例ずくめの日程と言える。
 憲法は、解散の日から40日以内に総選挙を行うことを定めている。「7月21日解散、8月30日投開票」なら、その限度いっぱいになる。現憲法下で解散から投票までの平均(任期満了を除く)は約29日間で、これまでの最長は麻生首相の祖父、故吉田茂首相が53年に行った「バカヤロー解散」の際の36日間。(関根慎一)

小泉内閣の遺産(衆議院2/3条項)を使えるのも後何日か もともと任期は9月11日まで、8月は霞ヶ関は概略予算作成で忙しいが、国会は夏休みで政治家は地元に帰って暇なはず  限度一杯まで麻生が粘ろうとするのは、その間に情勢が好転しないかという淡い期待にある。窮余の解散予告も前代未聞