ブログ 「ごまめの歯軋り」

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京都の仏像 勝龍寺 「十一面観音立像」

2008年06月27日 | 京都案内
像高さ36cmの木像 鎌倉時代の作 重要文化財 桜の木で作った檀像系の像 彩色しない 面長な顔で優美な姿です 彫りもなかなかの線を出しています。
勝龍寺
長岡京市の勝竜寺公園の南、狭い道に囲まれた住宅街の一角に勝龍寺という小さな寺がある。平安時代初期の大同元年(806年)、空海が建立。当時は長安の青龍寺で学んだことから青龍寺と呼ばれた。応和2年(962年)の干ばつの際に当時の住職、千観が雨乞いをしたところ雨が降り、村上天皇から「龍に勝り雨を降らせた」として勝龍寺という寺号が与えられる。以後、付近一帯の地名になった。夏場は境内にハス鉢が並び、各種のハスが開花する。