ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

CD 今日の一枚 コダーイ 「無伴奏チェロソナタ」

2007年12月23日 | 音楽
コダーイ 「無伴奏チェロソナタ」チェロ独奏:ユーリ・チュロスキー 

ユーリー・チュロスキーは旧ソ連生まれで西へ移住前はボロディントリオの一員で活躍していたチェリストである。現在はカナダモントリオールのケベック伝統音楽院に在籍している
第1楽章:非常に強い音で開始される。大きな波のうねりと、するどく高音が伸びる。メリハリの利いたダイナミックレンジの大きい演奏で、感情を明確にしたわかり易い演奏ではあるが、長時間は聞けないだろう。
第2楽章:静かに低音弦が唸り始め、高音への移動が鋭い。分厚い低音が特徴的だ。
第3楽章:力強いリズム進行はヨーヨー・マと同じ。高音弦が切ない叫び声を上げる。

京都の仏像 知恩院 「阿弥陀如来立像」

2007年12月23日 | 京都案内
鎌倉彫刻を代表する仏師、快慶の作とみられる木造阿弥陀如来立像(98.9cm)
快慶は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した慶派の仏師。繊細で写実的な表現に優れ、東大寺の地蔵菩薩立像など約40体が快慶作と確認されている
知恩院
知恩院(ちおんいん)は、京都府京都市東山区にある浄土宗総本山の寺院。山号は華頂山(かちょうざん)。詳しくは華頂山知恩教院大谷寺(かちょうざん ちおんきょういん おおたにでら)と称する。本尊は法然上人像(本堂)および阿弥陀如来(阿弥陀堂)、開基(創立者)は法然である。
浄土宗の宗祖・法然が後半生を過ごし、没したゆかりの地に建てられた寺院で、現在のような大規模な伽藍が建立されたのは、江戸時代以降である。将軍家から庶民まで広く信仰を集め、今も京都の人々からは親しみを込めて「ちよいんさん」と呼ばれている。


京都の近代建築文化財 「ニュージェック水理実験所(旧・宇治川電気志津川発電所)」 京都府宇治市志津川

2007年12月23日 | 京都案内

建築年: 大正13(1924)年  構 造: 煉瓦造り
かつてこの辺りは、宇治川ラインとして観光船が運行されていた風光明媚な所であった。昭和39(1964)年に天ヶ瀬ダムと発電所が出来て、観光地の終焉と共にこの発電所は役目を終えた。