Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

院長先生の家庭菜園

2018年04月06日 | 晴耕雨読(宮崎)

とある夕刻、指令を受けて宮崎市郊外にある病院に向かいました。もう診療は終わっていて院内に人影はありません。車から降りてお客さんを探していたら、カジュアルな服装の男性と目が合いました。その人が院長先生だったわけです。
行き先は市の中心部にある会席料理のお店。2000円ちょっとの距離です。行き先を告げる口調がフレンドリーな感じだったので、運転しながら話しかけてみました。話題は「菜の花=ダイコンという珍説」についてです。すると院長先生は「菜の花というのは “春の花” の総称という理解でいいんじゃないか? 春はキャベツも花を咲かせますよ。」 そして先生が手掛けておられる家庭菜園の話に。

ナス、トマト、キュウリ、ピーマン・・・つるの先に実がなる野菜は、意外と簡単に育つんです。「肥料」や「土」に関する情報をネットで調べ、ホームセンターで調達して適切な時期に「種子」を撒けば、すくすく成長する。肝心なのは「土」。でもキャベツ、白菜・・・土の上に直接生える野菜は、本職の農家でも難しい。昨年「白菜」に挑戦したところ、それなりに成長したまではいいけど葉が開いてしまい「巻き込む」かたちには至らず。農業をやってる患者さんにその話をしたら「先生が失敗するのも無理ないですよ。今年はうちらもダメでした。」と言われました。

ところで院長先生にとって、家庭菜園の最大の魅力は「静寂」だそうです。病院内では朝から晩まで喋りっぱなし。なので畑で無言で作業している時間がとても心地いいのだそうです。

追記:
2019年の春、近くの畑で証拠写真を撮りました。
ダイコンの花

白菜の花



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