Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

王先生光临(イタリア映画)

2018年10月12日 | 中国語のこころ(宮崎)

「王先生光临」というのは2011年に公開されたイタリア製のSF映画。邦題は「宇宙人王さんとの遭遇」。欧米だと「The Arrival of Wang」。密室劇なのでスターウォーズのような派手な戦闘シーンは出てきません。
この映画で私が注目したいのは、囚われた1体の異星人が中国語を話すという設定(ただし実際はイタリア人が喋っているため不正確な中国語です)。どうしてこの異星人は中国語を喋ることができるのか? その理由は、異星人が地球上で使用されてる言語のうち話者が最も多い言語を準備したから。〔1位 中国語(北京語)908.7 million  2位 スペイン語 442.3 million 3位 英語  378.2 million 〕 映画のテーマは「偏見」ですが、ちょっと斜めから読むと“中国勢力の台頭”を皮肉ってるともとれます。

「宇宙人」という日本語。地球も宇宙に所属してるわけですから理屈からすると少し違和感があります。でも中国語だと「外星人」。こっちの方が説明としては正しいですね。

外星人 [wài xīng rén] 
称地球以外的天体上有可能存在的具有高等智慧的生物。

   


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