Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

小林市に工場を持つ 優良企業の情報です。

2018年08月27日 | お仕事カタログ(宮崎)

情報源は宮崎放送のラジオトーク番組「サンデーラジオ大学」です。この番組は宮崎のエキスパートや時の人へのインタビューで構成されています。今回は 株式会社ミヤザキ 創業者の山之上社長を迎え、聞き手が パーソナリティの薗田潤子。8月26日17:00-18:00に放送されたものを「radiko(ラジコ)」で聞き直し、以下にまとめました。

株式会社ミヤザキは樹脂精密加工では国内トップ5に数えられる規模。本社は埼玉。ケータイやパソコン、各種家電製品の中に入っている半導体チップ、このチップを作るマザーマシンの構成部品を主に加工しています。いずれも1個から100個という少ロッドの特注品。百分の一ミリの加工精度が要求されます。年間の売上げ20億円、経常利益10億円。

山之上社長は22歳の若さで独立、加工賃の過当競争に翻弄された後、30歳の時に“精密加工”に転換。当時売上げ1億円だった町工場が、2億円の設備投資で勝負に出ます。
その後バブル景気が訪れ、埼玉では人材確保が難しかったため出身地の小林市に工場進出。

そして現在、社員数は埼玉33名、小林117名。今年すでに72名の応募者があり、23名を採用。人の育成には5~10年かかります。「愛社員精神」で社内環境を整備。その成果もあって10人入った社員のうち3年後に9人が残るという定着率。賃金は関東と同水準。3年以上の勤続者には住宅資金を無利息で融資する“持ち家制度”を設けています。


※工場がある小林市、海辺までクルマで2時間。趣味でサーフィンを続けるには、ちょっと不便な場所です。

 

→ 樹脂精密加工 株式会社ミヤザキ 



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