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能の物語 読す

2016年08月27日 | 読後記
能の物語              白洲正子著    講談社刊

一日に一、二話を通勤電車の中で楽しみました。
満員電車の吊り皮にぶら下がりながら、
現実世界と能世界の間を何度も往復して気がつくと上野駅です。
「能」で常に変わらない事は、主人公が現実の人間でない事、
舞を舞う事、最後に祝福されて、もしくは、成仏して終わる事です。
私は、平家ものが特に好きです。
次は、謡曲平家物語を読もうと,会社帰りに本屋に立ち寄り買ってきました。
当分の間、能狂いが続きそうです。
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