木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

面からたどる 能楽百一番

2019年04月13日 | 読後記
面からたどる 能楽百一番      三浦裕子著   淡交社刊

能に用いる面が百一曲分解説されています。
曲が
初番目物(脇能)から
二番目物(修羅物)
三番目物(鬘物)
四番目物(雑能)
五番目物(切能)まで
グループとしてまとめられ
曲ごとに面と舞台の写真と解説が付いていて
とても読みやすい構成になっています。
能面は霊力の宿る存在なので
現実に生きる生身の人間の役柄には面を用いません。
面を一つ一つよく見てみると非常に不可思議な表情をしています。
また、
同じ女面でも流派によって美意識が違うようです。
観世流は、知的な若女(わかおんな)
宝生流は、玲瓏な増女(ぞうおんな)
金春・喜多流は、純粋無垢な小面(こおもて)
金剛流は、柔和な孫次郎(まごじろう)
となります。
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