『一期一会』~こだわり工務店の社長ブログ~

地域密着工務店の二代目社長がお届けする、毎日の奔走日記。お客様の為にニシヘヒガシへ!!

外壁の規制が変わります

2007-06-15 12:59:28 | 住まい

低層住宅のおよそ7割の外壁に使われている窯業系サイディング。

その出荷量の過半を占める「12mm厚」の製品が、早ければ今年中

にも生産中止になりそうです。

すでに生産済みの在庫品は新規格の対象外だが

「規格を満たさない製品は市場原理で売れなくなる」とみる関係者

もおり、そう遠くない将来、市場から姿を消す可能性が大きい。

4月末にJISの改正原案がまとまり、日本窯業外装材協会も

「JIS規格改正のしおり」を発行して周知を図るなどの対応に

乗り出した。

これまでの改正は、主に生産や仕様の合理化などを目的とした

ものだったが、今回の改正のベースには『環境への対応』という

大きな目的があるようです。

一度、使った材料はできるだけ長持ちさせて廃棄物の

発生も抑制するためではないでしょうか?

この目的を受けて厚みを増すという方針が明確になった。

「厚みは耐久性をはじめとする様々な性能に波及し、

大まかに言えば、厚さと性能は比例する。

12mmのサイディングが主流の会社にはマイナスもあるが、

業界全体の責務ということで踏み切ったという見方もできる。

ただし、サイディング工事のおいて、今回の改正に対して

「コストUPなどのしわ寄せをどうのようにして対応していくか??

これ以上の圧迫は施工品質の劣化につながりかねない」という声も出ている。

これから来年にかけて、厚みの増加に伴うコスト増をいかに

吸収するかなど、現場レベルで解決しなければならない

課題も出てきそうだ。

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