さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ゴイサギ(五位鷺)たちも

2022年09月19日 | 野鳥

今回は前回の続きです。

1羽のセイタカシギを確認して沼の北へ移動すると、杭の上にはアマサギの群れ。

この時期、この沼には毎年こうしてアマサギが集まってきて、三々五々旅立っていきます。今年生まれの若鳥も混じってるようです。

駐車場に戻る際、前回1羽だけ居た場所では、北側で休んでいた2羽が合流して3羽が餌探し中。再度パチリ!

頭の白いタイプのセイタカシギをもう一度。暗赤色の目が鋭い!!

ちょっとした仕草も絵になります。

 

そして、2日後の9月11日、再び沼の様子を見に行くと、何かの驚いたのか、ゴイサギ(ホシゴイ)が7~8羽一斉に飛び立ちます。

そんなゴイサギの久しぶりの飛翔写真です。

杭の上に落ち着いて・・・・

東側駐車場の傍に咲くコスモスが見頃になってました。

その後、沼のセイタカシギも1羽増えて5羽に、コチドリやイカルチドリなど小さなシギ達の他、アオアシシギなど少しずつ活気が出てきました。

 

強い台風14号、昨日九州南部を直撃した後、九州全土を巻き込みながら北上し、そのまま本州に沿って進みそうな気配です。

台風の被害はまだ定かではないですが、このままの勢力を保ちながら進むと、被害もかなり広範囲になりそうです。

大きな被害が出なければいいのですが・・・・・心配ですね。

我が家周辺も台風の影響でしょうか? 昨日午後から夕刻にかけて雷が鳴り続け、激しい雨が降りました。

今朝は一転、時折青空も! 嵐の前の静けさか? 

 

 

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セイタカシギ4羽

2022年09月17日 | 野鳥

9月に入ってから何度か沼に通うも、シギチの新しい発見もなく・・・・水位が下がってシギチの生活環境が整ったのに!!

そんな中、9月9日、やっとセイタカシギが4羽。 沼に落ち着いたようです。

西側の駐車場に車を止めて沼の際に出ると、目の前に1羽の綺麗な頭真っ白タイプのセイタカシギ。(背中がわずかに褐色にを帯びてるため雌??)

1羽だけで、さかんに餌を探してるようで、こちらのことは一向に気にならない様子です。

小魚をゲット!

例年、古代蓮が終盤を迎える頃(8月末)にやって来るセイタカシギですが、今年は、まだ水位が高いとき一度姿を見せただけ。

周辺の休耕田では姿が確認されていたものの、この沼にはなかなか姿を見せてくれなかったんです。

ゆったりと浅瀬を行ったりきたり、餌を捕るのに一生懸命。

何?

近くにいたコサギとニアミス?

1羽確認できた後、北側の浅瀬に向かうと、そこには3羽のセイタカシギ。合わせて4羽やってきたようです。

(翼を広げたセイタカシギの右に、杭に隠れて顔だけを見せてる子が分かりますか?)

そして杭の上にはアマサギの群れ・・・・・続く!!

 

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街中が好きなイソヒヨドリ

2022年09月15日 | 野鳥

9月に入って、今年もまたまたイソヒヨドリがやってきました。

我が家のマンション周辺にイソヒヨドリがやって来るようになってのは今から7~8年前。

その後、毎年この時期になるとマンション周辺であのイソヒヨドリの美声が聞こえるようになりました。

そして今年も・・・・

9月8日、高いベランダの片隅で結構長く留まっていたので早速カメラを持ち出してパチリ!   雌ですね。

4日後の9月12日、朝からイソヒヨドリの鳴き声がやたら賑やかなので、ベランダから覗いてみると、2~3羽が鳴き合ってる?

雌の1羽はいつものソングポストで・・・・同じ個体のようです。

高いソングポストから下りてきて、すぐ近くの街路灯に傘の上で、囀り始めます。

イソヒヨドリ(磯鵯)は名前の通りもともと海岸線に多く見られる野鳥ですが、都市化が進んだのは1980年代の後半ごろからだそうです。

以前は、子育てが終わって単独行動になった固体が、気紛れで内陸部まで入り込んでくることはあったようですが、最近では、大都市の街中でも・・・・

内陸部の街中にも分布域を広げ始めたイソヒヨドリもついに海無し県の埼玉でも常連さんになりそうです。

このイソヒヨドリ、「雛分け」という面白い習性があるんですよね。

雛が巣立ちした後、父親が給餌する雛と母親が給餌する雛にクラス分けされて、それぞれが2~3羽ほどを受け持つようになるそうです。

自分が担当しない雛には一切世話もせず、餌も与えなくなります。

父親と母親がそれぞれ子供を連れて分かれ分かれで暮らすなんて、ちょっと寂しいですね。

この習性、別々に暮らすことによって天敵から雛を守り、子孫を残すための手段なのかもしれません。

目の前3メートルほどのベランダの階段にもう1羽の雌がヒョコヒョコ歩いてるかと思うと、真上の階段の手すりに雄の姿も!

結局この日は3羽(雌2羽と雄1羽)が鳴き合いながら周辺を飛び回っていたことになります。

親子??縄張り争い?原因は分かりませんが、3羽いたのはこの日だけで、今は相変わらず1羽の雌だけが留まっています。

いつまで居てくれるかな?

 

 

 

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オバシギ(尾羽鷸・姥鷸)は、おばあさん体型?

2022年09月13日 | 野鳥

9月に入って、そろそろ沼にも渡りのシギたちがやってくるだろうと、暇があればの沼を覘くようにしてますがいまだ収穫は無し。

9月5日も午前中、早い時間帯に覘いてみたもののゴイサギ(ホシゴイ)などサギの仲間だけ。(一部アマサギ)

仕方なく、そのままエリマキシギが長居してる休耕田に向かってみます。

肝心のエリマキシギは、草むらに入り込んだきりで出てきてくれませんでしたが、コチドリとオバシギが相手をしてくれます。

少し距離がありますが、右や左へ行ったり来たり。 傍らでは、コチドリが数羽動き回ってます。

オバシギ(尾羽鷸・姥鷸)

日本には春と秋の渡りの時期、全国的にやって来るシギの仲間。

海岸の干潟や河口周辺に、数羽から数十羽の群れでやって来ることが多いようですが、内陸部の埼玉にやって来るのは珍しいかもしれません。

春にやって来るのは、成鳥夏羽が多いそうですが、秋にやってくるのは幼鳥が多く、成鳥は少ないようです。

かって、九州北部では数百羽の群れが通過することもあったようですが、最近ではあまり見られなくなったとか・・・・

名前の由来で面白いのは、体型や動作がおばあさん(姥)を思わせるから「姥鷸」、また一方では、尾羽の特徴から「尾羽鷸」。

果たしてどちらが正しいのか?? 確かに地面を突っつきながら餌を探す様子は、おばあさんが腰をかがめて歩いてるように見えないこともないですね。

このオバシギ、警戒心があまりないのか?畦道を車が通っても人が通っても逃げる気配もなく、徐々に近づいてきます。

この子も秋に多い幼鳥??

シロチドリかと思って撮ってみたら、コチドリの幼鳥? 紛らわしい!!

稲の穂も垂れて、間もなく稲刈りが始まります。 そんな田園風景にはダイサギが似合います。

何年ぶりでしょうか? 久しぶりにAさんのお会いして、オバシギを横目に見ながら昔話に花が咲きます。お互い「歳をとりましたねぇ~!!」

まさかこんな広い場所で再会出来るとは思ってなかっただけに、お酒を酌み交わしながら鳥談義した頃が懐かしい。

「コロナが落ち着いたら、また飲みましょう!」と約束。

 

 

 

 

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ツツドリ(筒鳥)の大きな欠伸?

2022年09月11日 | 野鳥

前回の続きです。

のんびりくつろぐツツドリも、そのうち眠気がさしてきたのか? 大きな欠伸? 気持ちよさそうです。

少し眠くって来たかな?

今度は向きを変えてエンジェルポーズですが、横からではエンジェルに見えません。

のびのび~!

すっかり落ち着いて、木の枝に座り込んでしまいます。

その後全く動く気配もなく、こちらの方がしびれを切らして時間切れ。

この日は残念ながら、赤色系のツツドリを撮り損ねてしまったので、機会があれば後日再挑戦したいものです。

今までツツドリのことは何度か書いてきましたが、「雌にだけ赤色型が出るのは何故?」「何故イガイガ毛のある毛虫を好んで食べるのか?」

不思議な鳥です。

 

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