さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ネタ切れで・・・・・コアジサシでも

2017年08月23日 | 野鳥
車が故障して20日ほど経ちましたが、発注した新しい車が来るのは9月中頃。
今は故障した車を、買い物だけに使ってますが、遠出もできず不便な生活が続いてます。

行動範囲が狭まると、新ネタ乏しくなってきます。 今まで撮り貯めた写真のネタも切れてきそう~!!
しばらくは、在庫写真や雑ネタが続きそうですが、ご容赦くださいね。

そんなわけで、今回は、今まで載せてない清涼感のあるコアジサシの写真を集めてみました。


7月にたくさんいたコアジサシも、今は姿も無く、その頃の光景を思い浮かべながら…・



各地でこんな華麗な姿を身近に見せてくれるコアジサシが、種の保存法で国際希少野生動植物種に指定されてることはあまり知られてないかもしれません。
また、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類に指定され、千葉県レッドデータブックでは最重要保護生物(A)に指定されているんです。
このように身近な所でみることができるコアジサシですが、繁殖環境の減少にともない近年個体数も減少傾向にあります。
繁殖環境の悪化の原因はいろいろ考えられるようですが、各地でその対策が講じられています。
今まで当たり前のように見てきたコアジサシ、安心して子育てができる環境が整うよう期待したいですね。


コアジサシは春から夏にかけて、繁殖のために日本の本州以南にやってきます。
海無し県の埼玉でもこのころになると、河川の砂地などでコロニーを形成し、大きな池や沼では、メスに魚を与える給餌行動が見られるようになります。
7月頃には雛に餌を与える微笑ましい光景が見られますが、しかし、この沼でも、8月になるとその姿は見ることができません。
ちょうど繁殖期が終わった8月ごろから、旅立ちの準備のため、干潟などに集合し始めるんですね。
そして、秋になると越冬のため日本を飛び立ち、アフリカからオーストラリアに向かいます。




ここI沼でも、7月頃には、巣立った雛に餌を与えるシーンも見ることができ、雛たちもここで、餌捕りや飛翔の訓練を終えてから干潟に集結するようです。




次の写真、3羽のコアジサシではなくて、1羽のコアジサシが獲物を探し当てて急降下に入る直前の写真を合成したものです。




おまけは、上空を飛んでいたゴイサギです。



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