さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ベニマシコなど

2014年12月26日 | 散歩の出来事
K自然公園に引き続き、今度はS湖で鳥見ウォッチング。

駐車場に車を止めて、てくてくデジスコ担いで歩いてると、同業者の方にお会いして立ち話。

Aさん:「あっちの方に、あまりロケーションが良くないけど、ベニマシコがいますよ!」

S君:「有難うございます!」「人は多いですか??」

Aさん:「結構いますね!!」

S君:「そうですか、情報有難うございました!」「後で寄ってみます!」

そんな会話をしながら、情報を教えて頂いたが、まずは自分でポイントを探すことにして、前回、目星をつけておいた場所に向かいます。

そのポイントで、早速デジスコをセットして、暫し待つことにします。

近くで鳴き声がして、しばらく待ってると・・・・・・・好物のイノコズチを食べにベニマシコがやって来ます。



あまり奇麗な色ではないですが、まずは雄から・・・・

暫くご無沙汰していたせいか、デジスコのピント合わせに少々苦労しながらも、何とか!!



雄の横には、雌も姿を見せてくれました。雄に比べて地味ですが、可愛い顔で、一生懸命。イノコズチの実を口に頬張ります。





少し離れたセイタカアワダチソウにとまったメスを撮ってると・・・・・・突然その横に雄が来たのですが・・・・・

残念ながら、ペアの写真は、雄がすぐに飛び立ったため失敗!!





ベニマシコ(紅猿子)

日本では北海道と本州北部の一部で夏鳥として繁殖し、本州以南には冬鳥として渡来するアトリの仲間です。

マシコ(猿子)という名前が付く野鳥には、ハギマシコやオオマシコ・ギンザンマシコ・ベニマシコなどがいますが、いずれも、漢字では「猿子」と書き、猿の古名に由来しています。

猿の顔のように赤い体をしてるからそう呼ばれるようになったらしいのですが、その赤が一番目立つのは、北海道などで繁殖する時期が一番綺麗です。(雄のみ)

本州に冬鳥としてくる雄は、同じように赤い体をしてますが、かなり個体差があって、今回のように、あまり赤くない個体も多いです。

同じように別の所で撮った雄の写真(在庫)を、トリミングしたものを載せておきます。

今回のベニマシコの雄と比べて見ればよく分かりますが、赤い色が濃くて綺麗な個体です。



どうです、お猿さんのように見えますか????



ベニマシコが飛び去った後、後ろを振り向くと、ジョビ子さんがすぐ後ろに来てくれたのですが、完全な逆光。



水辺には、かなり遠くにカンムリカイツブリ




カイツブリも、冬羽に変身して、夏の頃より優しそうな顔つきに変ってます。



何故か、1羽だけ、マガモがいましたが、少々近づいても逃げる気配なし!!



はるか遠くの水面を見ると、ホシハジロの集団がいます。



この後、結局、先に教えて頂いたポイントには顔を出さず、お昼ごろに撤収!!

この日は、ハジロカイツブリやアトリなどには会えませんでした。

来年のお楽しみです。
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