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亡国のクライシス+

ジャニーズ事務所のほうがまだ、まし。

これもNHKニュース。
ジャニーズ事務所の会見で質問者を選別していたということ。会見を運営していた会社が当ててはいけない6人のリストを写真入りで持っていたのだそうだ。

結局、事務所と話し合い、後半に当てようとなったらしい。それはそうだろうと思う。確かに、おそらくリスト入りしていただろう一月万冊の佐藤章氏が後半になってやっと指名されたからだ。   

さすがに佐藤氏の質問は鋭かった。マスメディアの記者たちにはできない核心を付く質問であった。

同様にリスト入りしていたであろう望月衣塑子氏は最後まで当てられず、キャーキャーと騒いでいた。それで会見が中断したが、こっちもインパクトがあった。彼女の役割である。

しかし、拒否リストを用意していたとはいえ、ジャニーズ事務所のほうがまだ、ましである。  

岸田文雄の記者会見はどうなのだ。質問が当てられるのは決まって日本経済新聞、読売新聞、産経新聞、フジテレビ、NHKという大本営メディア5社が中心で、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、中日新聞はなし。文書で質問、文書で回答という姑息なスタイルが踏襲されている。
 
さらに、ジャニーズ事務所も岸田文雄記者会見も一問一答を強制している。  

一問一答は質問ではない。

ジャニーズ事務所も岸田文雄も想定問答以外の質問に答える能力がないからなのだろうが、これに反対しない内閣記者会がおかしい。こんな記者たちの記事を誰が信用するのか。

岸田文雄の記者会見にはプロンプターが常に用意され、岸田はそれを読むだけの記者会見。対して、ジャニーズ事務所の記者会見にはプロンプターはなかった。

同じ、記者を選別するにしてもジャニーズ事務所のほうがまだ、ましであった。
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