さて、やっと外伝も紹介、な第849回は、
タイトル:EREMENTAR GERAD ―蒼空の戦旗―(1~4巻:以下続刊)
著者:東まゆみ
出版社:マッグガーデン ブレイドコミックス(初版:H16)
であります。
扇:最近、ベベルからピースライトに鞍替えしようかと本気で悩んでるSENでーす。
鈴:大学時代から○年、ずっとMarlboro(赤ボックスのみ)のLINNで~す。
扇:そろそろニコチンとタールが落ちる歳の筈なんだがなぁ……。
鈴:いちおう落ちてるぞ。
Malboro自体、大学時代よりもニコチンもタールも減ってるし。
扇:おやま、それは初耳。
つーか、マルボロって……スカスカだよね。
以前吸ってた人間が言うのも何だけどさ。
鈴:すかすかってなぁ……。
まったく否定できんのだよなぁ、それ……。吸い口のほうを打ち付けて詰める、と言うのは会話中の手持ち無沙汰解消に、よくやられていることだが、Marlboroは、延々やり続けると、1センチくらい平気で詰まるからな。
これで他の銘柄より、値段高めだから、ぼったくりやろ! とか、思うことは、……多々あったな。
扇:ベベルも下がることは下がるが、マルボロほどじゃないな。
でも、時たま無性に吸いたくなるんだよねぇ……ボシュッ!(ジッポの音)
鈴:Marlboloはクセがあって、特徴的だからなぁ。
まぁ、これしか吸わないのも、このクセがいいからであって、他の銘柄になると物足りないんだよなぁ。
扇:嗜好品ってホント、個人の趣味が出るよなぁ。
煙草以外だと、コーヒーとか紅茶とかかな。
鈴:それなら私は断然、紅茶だな。
ティーサーバーとか、耐熱ガラスのティーポットとか、GFOP以上のグレードの茶葉が欲しいとか、それからそれから……。
扇:五個入り百円のティーバッグで充分だろ?
そんな私は珈琲党。
鈴:十分なわけあるかぁっ!
砂糖入れて、牛乳入れて、どーでもいいミルクティーにするならまだしも、ちゃんと紅茶の香りと味を楽しむならばリーフを使うのが当然じゃ。
……そこまで楽しむほど、金もないが……(爆)
しかし、まぁ相棒が珈琲党ってのは知ってるがな。
たいてい、えすぷれっすぉを最初に頼むし。
扇:とりあえず、茶っ葉の中ではダージリンが一番甘いんだろ?
俺にとって紅茶=ジュースだから、それさえ知ってりゃ充分。
そう、俺の一杯目と二杯目は必ずエスプレッソだ。もちろんブラックハートで。
鈴:それはマーブルスーパーヒーローズじゃっ!!
ったく、何をここで電脳のネタ振りをしてんねん。
しかし……、紅茶=ジュースだとぉ!?
「午後の紅茶」に毒されてるな……。
扇:∞(インフィニティッ)!
違うな、俺はリプトン派だ。(笑)
家でインスタント飲む時は珈琲にも砂糖入れるがな。
鈴:……ここは電脳ちゃうで。
リプトンだろうとギブソンだろうとニクソンだろうと、ティーバッグの話をするなぁっ!
まぁ、そうは言っても、ティーバッグなら砂糖に牛乳は必須だが(爆)
扇:いや、ヒクソン・グレーシーの話はしてないんだが。
ま、インスタントとかティーバッグとか手軽な物で済ませようとしたら、嫌でも誤魔化しが必要になるわな。
砂糖は入れてもミルクだけは入れんぞっ……とか思ってた俺ですら、一時期クレマトップ入れてたからなぁ。
鈴;それは大統領ちゃうし(笑)
しかし、インスタント関係はたいてい砂糖と牛乳は必須だな。
粉ミルクでもOKだが、とりあえず、牛乳だけは常備してるからそっちになるな。
扇:しばらく牛乳飲んでないなぁ。
飲んだ方が胃腸にいいのは解ってるんだが、生牛乳苦手なんだよね。
混ぜて飲むならミロが一番手軽なんだが、珈琲と同じ感覚でがばがば飲むから腹を下すことが多い……。
鈴:私も生は苦手だな。だから、いつもココア。
ミロは、子供のころから好きだったんだが……あれ、値段高い割に、消費量でかいから投資対効果に難ありなんだよなぁ。
……って、飲み過ぎたら牛乳なんだから下すのは当然じゃ。
扇:そぉ?
半額引きの奴を一日で飲み干しただけなんだがなぁ。
鈴:余計悪いわっ!!
扇:はぁ……俺の胃も随分弱くなったもんだ。
オチが付いたところで、真面目な話に移りましょう。
ひょんなことから、最強のエディルレイド――七煌宝樹の一人レンと出会った少年・クーが、彼女と共にエディルガーデンと呼ばれる謎の地を目指すバトル・ファンタジーです。
鈴:それは赤レーベルの話や!
ったく、赤レーベル紹介のときとおんなじことをするか。
やり直しっ!!
扇:では、改めて。
エディルガーデンの支配者・総統の放った遊星爆弾によって、愛する父と国を一度に奪われた王女アシェアが、故国フアジャールの最終兵器である生体戦艦ジィンとともに復讐の旅に出るSFバトル・ファンタジーです。
最大の見所は、メインキャラの一人メルが、「こんなこともあろうかと」という決め台詞とともに必殺兵器を取り出すシーンで――。
鈴:勝手に宇○戦艦ヤ○トを持ち出すなぁっ!!
ったく、とりあえず、遊星爆弾とか生体戦艦とか、その辺りが激しく違うが、故国フアジャールをエディルガーデンの支配者・総統に滅ぼされたため、その復讐と国の再建を誓う王女アシェアと、そのパートナーである七煌宝樹ジィンの旅の物語であります。
扇:そういや、そういう話だったな。
さて、相棒が真面目な解説をやってくれたので、素直にCMに参りましょう。
いや~、理由はよく分かんないけど、最近ストーリー解説が楽だな~。
鈴:思いっきり解説担当のクセにサボってるだけじゃねぇかっ!
……まぁいいや。じゃぁ、私が担当の少女マンガのときも、ボケまくって相棒に解説書かせようっと(笑)
……っと、そういやCMだったな。
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扇:では、主人公のアシェアことアシェアブルカ=フアジャール。
エディルガーデンに滅ぼされた国フアジャールの王位継承者で、七煌宝樹ジィンのパートナー。
非常に真面目かつ堅い性格な上、親父が総統に惨殺された場面を目の当たりにしてしまったこともあって、年頃の女の子らしさはどこかに置き忘れてしまったような状態で旅を続けている。
心の拠り所としてイドラという青年がおり、彼と話す時だけは弱音を吐くものの、基本は国の復興と父の敵討ちのためだけに肩肘張って生きる不遇のヒロインである。
ジィンと同契(リアクト)して戦う姿はなかなかに勇ましいが、経験不足がたたってボコられ、最後はキレて暴れるか王の責任を背負って満身創痍で立ち上がるかのパターンが多く、ここらへん、パワーとノリだけで勝ってしまうクーとは好対照。(つーか、ひたすら悲惨だな、この娘)
ちなみに、この作者のヒロインらしく、第二巻であっさりと脱いだ。(笑)
鈴:では、アシェアのパートナーとなったジィリオ=ヴェルスーンこと、ジィン。
エディルレイドは女性のみ、と言うことを知らなければ100%青年にしか見えない容姿の、最強のエディルレイド七煌宝樹の一属。
一度受けた技は二度と通用しない、と言うどっかで聞いたような戦士連中が特性として持つ技を持っているが、いちおう無関係だと思われる。……たぶん。
性格は冷静沈着で、猪突猛進系のアシェアを宥めたり、引き留めたりするほう……のはずだが、途中キャラバンで水を得るために、色仕掛けを仕掛け、それが通用しない場合には強硬手段に訴えることを画策していたあたり、実はアシェアよりもタチが悪い猪突猛進系。
エディルレイドであるため、プレジャーがいなければどうにもならない……わけではない(ナイフ使い)あたり、ほんとうにタチが悪いキャラである。
扇:明らかに、アシェアの方が押されてるよなぁ……キャラ的に。
では三人娘最後の一人、メルフォンド=リブロディク。通称メル。
シスカの姉で、性格は妹とどっこいどっこい。自分の武器商店を持つためにフアジャールを訪れた際、戦火に巻き込まれ、なし崩し的にアシェアに同行することになる。
筋金入りの守銭奴なのは妹と同じだが、こちらは責任とか義務とかに縛られるのが嫌いなタチらしく、いつも思い詰めているアシェアを気にかける場面もある。
ちなみにグラフィックはまんまギルティギアのイノ。(禁句?)
鈴:あとは……まぁ、やっぱり、このひとに登場してもらうしかないでしょう。
ヴォルクス=ハウンドくん。
赤レーベルでも、クーやシスカたちの前に立ちはだかった人物だが、今回、出張登場。
相変わらず、エディルレイドのチルルとともにハンター稼業を続けているが、取引先はアークエイルになっていたりする。
ちなみに、敵側のウィルトに、ヴォルくんは「エディルレイドなんて道具」だと思ってるんでしょと言われたが、チルルに対しては「こいつは俺の道具だ」とのたまい、とうとうチルルに落ちたことを告白してしまった。
あの、ヴォルくん、それ、言い換えれば「こいつは俺の女だ」と同じですが……(笑)
あー……、いちばんまともそうで、影のあるキャラだったはずなのに、ロリ度全開ってどうよ……。
まぁ、だからこのひと、私は大好きなんだけど(笑)
扇:つーか……ツンデレ街道まっしぐらですね、ヴォル君。(笑)
ともあれ、まだ立ち上がりって感じの作品だぁね。
赤レーベルの二年後の話なので、そこらへんをどう処理していくかが勝負だろう。
鈴:まぁ、男版ツンデレだわなぁ、ヴォルくん。チルルが、ウィルトに対して、女心がわからない、と言ったのもそのとおりって気がするし。
しかし、確かにこっからどうするか、だよなぁ。
赤レーベルの話も終わってないことだし、同時進行でどういうふうに物語を薦めていくか、ってのは気にはなるな。
同時進行が崩れて、両方とも整合性もクソもなくなってしまうのだけは、勘弁してほしいがな。
扇:ふむ、すべてにおいて同感だ。
とまぁ、先行き心配なところはありますが、赤レーベルともども割とオススメな少年漫画です。
絵はかなり安定しているので、ビジュアルを気にする方も問題はないでしょう。
完結の際にはまた記事を書くと思いますが、今日の所はこのへんで……シーユーネックスタ~イム、バイバ~イであります。
鈴:先行き不安ってなぁ……オススメなのか、ちと疑問が残るセリフだな。
まぁでも、赤レーベルのボーイ・ミーツ・ガールとは違う、正統派の少年マンガのストーリーだとは思うので、ほんとうに先行き(整合性など)が不安なところは残りつつも、単純に楽しめる作品であります。
と言うわけで、今回の木劇は、なんかエセ英語を使ってる相棒はほっときながら、お開きであります。
再見~
タイトル:EREMENTAR GERAD ―蒼空の戦旗―(1~4巻:以下続刊)
著者:東まゆみ
出版社:マッグガーデン ブレイドコミックス(初版:H16)
であります。
扇:最近、ベベルからピースライトに鞍替えしようかと本気で悩んでるSENでーす。
鈴:大学時代から○年、ずっとMarlboro(赤ボックスのみ)のLINNで~す。
扇:そろそろニコチンとタールが落ちる歳の筈なんだがなぁ……。
鈴:いちおう落ちてるぞ。
Malboro自体、大学時代よりもニコチンもタールも減ってるし。
扇:おやま、それは初耳。
つーか、マルボロって……スカスカだよね。
以前吸ってた人間が言うのも何だけどさ。
鈴:すかすかってなぁ……。
まったく否定できんのだよなぁ、それ……。吸い口のほうを打ち付けて詰める、と言うのは会話中の手持ち無沙汰解消に、よくやられていることだが、Marlboroは、延々やり続けると、1センチくらい平気で詰まるからな。
これで他の銘柄より、値段高めだから、ぼったくりやろ! とか、思うことは、……多々あったな。
扇:ベベルも下がることは下がるが、マルボロほどじゃないな。
でも、時たま無性に吸いたくなるんだよねぇ……ボシュッ!(ジッポの音)
鈴:Marlboloはクセがあって、特徴的だからなぁ。
まぁ、これしか吸わないのも、このクセがいいからであって、他の銘柄になると物足りないんだよなぁ。
扇:嗜好品ってホント、個人の趣味が出るよなぁ。
煙草以外だと、コーヒーとか紅茶とかかな。
鈴:それなら私は断然、紅茶だな。
ティーサーバーとか、耐熱ガラスのティーポットとか、GFOP以上のグレードの茶葉が欲しいとか、それからそれから……。
扇:五個入り百円のティーバッグで充分だろ?
そんな私は珈琲党。
鈴:十分なわけあるかぁっ!
砂糖入れて、牛乳入れて、どーでもいいミルクティーにするならまだしも、ちゃんと紅茶の香りと味を楽しむならばリーフを使うのが当然じゃ。
……そこまで楽しむほど、金もないが……(爆)
しかし、まぁ相棒が珈琲党ってのは知ってるがな。
たいてい、えすぷれっすぉを最初に頼むし。
扇:とりあえず、茶っ葉の中ではダージリンが一番甘いんだろ?
俺にとって紅茶=ジュースだから、それさえ知ってりゃ充分。
そう、俺の一杯目と二杯目は必ずエスプレッソだ。もちろんブラックハートで。
鈴:それはマーブルスーパーヒーローズじゃっ!!
ったく、何をここで電脳のネタ振りをしてんねん。
しかし……、紅茶=ジュースだとぉ!?
「午後の紅茶」に毒されてるな……。
扇:∞(インフィニティッ)!
違うな、俺はリプトン派だ。(笑)
家でインスタント飲む時は珈琲にも砂糖入れるがな。
鈴:……ここは電脳ちゃうで。
リプトンだろうとギブソンだろうとニクソンだろうと、ティーバッグの話をするなぁっ!
まぁ、そうは言っても、ティーバッグなら砂糖に牛乳は必須だが(爆)
扇:いや、ヒクソン・グレーシーの話はしてないんだが。
ま、インスタントとかティーバッグとか手軽な物で済ませようとしたら、嫌でも誤魔化しが必要になるわな。
砂糖は入れてもミルクだけは入れんぞっ……とか思ってた俺ですら、一時期クレマトップ入れてたからなぁ。
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粉ミルクでもOKだが、とりあえず、牛乳だけは常備してるからそっちになるな。
扇:しばらく牛乳飲んでないなぁ。
飲んだ方が胃腸にいいのは解ってるんだが、生牛乳苦手なんだよね。
混ぜて飲むならミロが一番手軽なんだが、珈琲と同じ感覚でがばがば飲むから腹を下すことが多い……。
鈴:私も生は苦手だな。だから、いつもココア。
ミロは、子供のころから好きだったんだが……あれ、値段高い割に、消費量でかいから投資対効果に難ありなんだよなぁ。
……って、飲み過ぎたら牛乳なんだから下すのは当然じゃ。
扇:そぉ?
半額引きの奴を一日で飲み干しただけなんだがなぁ。
鈴:余計悪いわっ!!
扇:はぁ……俺の胃も随分弱くなったもんだ。
オチが付いたところで、真面目な話に移りましょう。
ひょんなことから、最強のエディルレイド――七煌宝樹の一人レンと出会った少年・クーが、彼女と共にエディルガーデンと呼ばれる謎の地を目指すバトル・ファンタジーです。
鈴:それは赤レーベルの話や!
ったく、赤レーベル紹介のときとおんなじことをするか。
やり直しっ!!
扇:では、改めて。
エディルガーデンの支配者・総統の放った遊星爆弾によって、愛する父と国を一度に奪われた王女アシェアが、故国フアジャールの最終兵器である生体戦艦ジィンとともに復讐の旅に出るSFバトル・ファンタジーです。
最大の見所は、メインキャラの一人メルが、「こんなこともあろうかと」という決め台詞とともに必殺兵器を取り出すシーンで――。
鈴:勝手に宇○戦艦ヤ○トを持ち出すなぁっ!!
ったく、とりあえず、遊星爆弾とか生体戦艦とか、その辺りが激しく違うが、故国フアジャールをエディルガーデンの支配者・総統に滅ぼされたため、その復讐と国の再建を誓う王女アシェアと、そのパートナーである七煌宝樹ジィンの旅の物語であります。
扇:そういや、そういう話だったな。
さて、相棒が真面目な解説をやってくれたので、素直にCMに参りましょう。
いや~、理由はよく分かんないけど、最近ストーリー解説が楽だな~。
鈴:思いっきり解説担当のクセにサボってるだけじゃねぇかっ!
……まぁいいや。じゃぁ、私が担当の少女マンガのときも、ボケまくって相棒に解説書かせようっと(笑)
……っと、そういやCMだったな。
つれづれ読書日記
つれづれ読書日記進化中!
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初回からの総目録、作家一覧、どちらも継続更新中!
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もちろん、姉妹サイト『閃鈴電脳遊戯館』も毎週きっちり更新中。
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つれづれ読書日記
扇:では、主人公のアシェアことアシェアブルカ=フアジャール。
エディルガーデンに滅ぼされた国フアジャールの王位継承者で、七煌宝樹ジィンのパートナー。
非常に真面目かつ堅い性格な上、親父が総統に惨殺された場面を目の当たりにしてしまったこともあって、年頃の女の子らしさはどこかに置き忘れてしまったような状態で旅を続けている。
心の拠り所としてイドラという青年がおり、彼と話す時だけは弱音を吐くものの、基本は国の復興と父の敵討ちのためだけに肩肘張って生きる不遇のヒロインである。
ジィンと同契(リアクト)して戦う姿はなかなかに勇ましいが、経験不足がたたってボコられ、最後はキレて暴れるか王の責任を背負って満身創痍で立ち上がるかのパターンが多く、ここらへん、パワーとノリだけで勝ってしまうクーとは好対照。(つーか、ひたすら悲惨だな、この娘)
ちなみに、この作者のヒロインらしく、第二巻であっさりと脱いだ。(笑)
鈴:では、アシェアのパートナーとなったジィリオ=ヴェルスーンこと、ジィン。
エディルレイドは女性のみ、と言うことを知らなければ100%青年にしか見えない容姿の、最強のエディルレイド七煌宝樹の一属。
一度受けた技は二度と通用しない、と言うどっかで聞いたような戦士連中が特性として持つ技を持っているが、いちおう無関係だと思われる。……たぶん。
性格は冷静沈着で、猪突猛進系のアシェアを宥めたり、引き留めたりするほう……のはずだが、途中キャラバンで水を得るために、色仕掛けを仕掛け、それが通用しない場合には強硬手段に訴えることを画策していたあたり、実はアシェアよりもタチが悪い猪突猛進系。
エディルレイドであるため、プレジャーがいなければどうにもならない……わけではない(ナイフ使い)あたり、ほんとうにタチが悪いキャラである。
扇:明らかに、アシェアの方が押されてるよなぁ……キャラ的に。
では三人娘最後の一人、メルフォンド=リブロディク。通称メル。
シスカの姉で、性格は妹とどっこいどっこい。自分の武器商店を持つためにフアジャールを訪れた際、戦火に巻き込まれ、なし崩し的にアシェアに同行することになる。
筋金入りの守銭奴なのは妹と同じだが、こちらは責任とか義務とかに縛られるのが嫌いなタチらしく、いつも思い詰めているアシェアを気にかける場面もある。
ちなみにグラフィックはまんまギルティギアのイノ。(禁句?)
鈴:あとは……まぁ、やっぱり、このひとに登場してもらうしかないでしょう。
ヴォルクス=ハウンドくん。
赤レーベルでも、クーやシスカたちの前に立ちはだかった人物だが、今回、出張登場。
相変わらず、エディルレイドのチルルとともにハンター稼業を続けているが、取引先はアークエイルになっていたりする。
ちなみに、敵側のウィルトに、ヴォルくんは「エディルレイドなんて道具」だと思ってるんでしょと言われたが、チルルに対しては「こいつは俺の道具だ」とのたまい、とうとうチルルに落ちたことを告白してしまった。
あの、ヴォルくん、それ、言い換えれば「こいつは俺の女だ」と同じですが……(笑)
あー……、いちばんまともそうで、影のあるキャラだったはずなのに、ロリ度全開ってどうよ……。
まぁ、だからこのひと、私は大好きなんだけど(笑)
扇:つーか……ツンデレ街道まっしぐらですね、ヴォル君。(笑)
ともあれ、まだ立ち上がりって感じの作品だぁね。
赤レーベルの二年後の話なので、そこらへんをどう処理していくかが勝負だろう。
鈴:まぁ、男版ツンデレだわなぁ、ヴォルくん。チルルが、ウィルトに対して、女心がわからない、と言ったのもそのとおりって気がするし。
しかし、確かにこっからどうするか、だよなぁ。
赤レーベルの話も終わってないことだし、同時進行でどういうふうに物語を薦めていくか、ってのは気にはなるな。
同時進行が崩れて、両方とも整合性もクソもなくなってしまうのだけは、勘弁してほしいがな。
扇:ふむ、すべてにおいて同感だ。
とまぁ、先行き心配なところはありますが、赤レーベルともども割とオススメな少年漫画です。
絵はかなり安定しているので、ビジュアルを気にする方も問題はないでしょう。
完結の際にはまた記事を書くと思いますが、今日の所はこのへんで……シーユーネックスタ~イム、バイバ~イであります。
鈴:先行き不安ってなぁ……オススメなのか、ちと疑問が残るセリフだな。
まぁでも、赤レーベルのボーイ・ミーツ・ガールとは違う、正統派の少年マンガのストーリーだとは思うので、ほんとうに先行き(整合性など)が不安なところは残りつつも、単純に楽しめる作品であります。
と言うわけで、今回の木劇は、なんかエセ英語を使ってる相棒はほっときながら、お開きであります。
再見~