つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

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特撮はツッコンでナンボである

2006-08-02 23:56:35 | 映像関連
さて、たまーにこういうのを紹介しないと気が済まない第610回は、

タイトル:宇宙刑事大全――ギャバン・シャリバン・シャイダーの世界
編者:安藤幹夫&スタジオ・ハード編
出版社:双葉社

であります。

特撮ヒーローと言えば全身タイツ、という概念をぶち壊した名作『宇宙刑事三部作』のムック本です。
木曜漫画劇場で時々ネタにしてる割には、まだ紹介してなかったな~、と思いつつ手に取ってみました。

放送から十数年経って編集されただけのことはあり、中身が異常に濃いです。
作品内での立場、ちょっとした名場面、必殺技等を網羅したキャラクター紹介に始まり、メカ紹介、登場モンスター紹介等、基本スペックはまずまず。
また、番組放送時の状況、制作者インタビュー、企画段階のプロット、いかにして他作品との差別化を図ったか? などの制作裏話が多数紹介されており、多角的に作品を見直すことができるようになっています。

しかし、何と言っても圧巻なのはエピソード紹介。
全話写真付きで粗筋を掲載し、さらにその回の見所や全体的なストーリーにおける位置付け等を解説したガイドを付記。加えて、ゲストキャラの紹介までする念の入れよう。
編集者が趣味で書いてるとしか思えない各話ガイドは秀逸で、読むだけでも楽しいし上、DVDを視る時の参考にもなります。これだけでも読む価値あり。

また、三人の宇宙刑事を演じた大葉健二、渡洋史、故・円谷浩のかな~り長いインタビューが収録されているのも嬉しいところ。
当時苦労したこと、共演者とのエピソード、実はあそこはアドリブだったとか、変身ポーズを自分で考えたとか、ファン必見の裏話が満載。
個人的には、大葉健二がギャバン最終回の台本もらった時のエピソードがかなりツボでした。「ああー俺隊長になるんだって、初めて知りました」……って、をい。(笑)

他にも、使用曲の紹介や、漫画、オモチャ等の紹介もちょっとだけあります。
ただ、これは他に比べるとオマケに近い感じかな。

ファン必携の一冊です、とにかくオススメ。
カラーページが少ないのがちょっと残念ですが、内容は充実してます。
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