とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

ささやかな展示

2011-11-03 23:26:16 | 日記
ささやかな展示




 今年も公民館のこども教室の展示をすることができました。子どもたちに感謝しています。私は、毎年新たなことを子どもたちから教わっています。前回書いたこととこのことは深いところでリンクしていると思っています。
 ありがとう。ありがとう。私に元気、イキルチカラを授けてくれて。


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アメニモマケテ カゼニモマケテ・・・

2011-11-03 23:00:40 | 日記
アメニモマケテ カゼニモマケテ・・・



 

 このごろ激しく思うことがある。
 それはどっちを向いて生きたらいいかということである。みんな私より素晴らしく立派すぎる。立派すぎて却って目標とするには今一足りない。いや、私はハチャメチャがいいと思っている訳では決してない。周囲を見ていてつくづくと私が思った実感である。しかし、そう思いながらも随分周りから示唆を受けてはきた。真実すごいと思ったときもあった。
 私は、人生に勝ち負けない、などと大言壮語して生きてきた。今でもほんとにそう思っている。勝ち負けをつけられたらたまったものではない。でも、後何年生きられるか分からないと思う年頃になると、自らの人生の来し方行く末を考えることがよくある。
 私は、負けること、譲ること、這い蹲って動き回ることを繰り返していた。そして挫折の連続。それが私の生き方であったと思っている。そうしているうちに何だか自分らしきものを形作ってきた。
 上の絵(久保守作、自家所蔵)のような崇高な境地に早く到達したいと思っている。天上天下唯我独尊。これは釈尊だけが尊いという意味ではないと思う。世界には私は、私一人しかいないという意味である。この有名な言葉については「大宇宙で私たち人間にしかできないたった一つの尊い使命がある。それを伝えに来たんですよ。という宣言である」という解釈があり、私はこれを採用したい。その使命は個々人が担っている。だから、それに目覚めねばならない。・・・私は、私の道を歩んでいくだけである。
 私もこうきちんと言えるだけの人間になりたいものである。それを叶えるのが生きる方向性(使命)の覚醒であると思う。なにも難しく考えることはない。残りの人生何に向かって突き進むかということである。

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