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(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

スパイ大作戦(マルホン、デジパチ)

2013-05-11 10:40:42 | 現金機デジパチ

※※文末に追記(「ガンガンヒーロー」情報)あり※※

 

1994年(平成6年)にマルホンから登場した現金機デジパチ「スパイ大作戦」

 

先日紹介した「それ行け銀平」の実戦ホールで、この台にもドップリとハマっていた事を思い出し、今回アップした次第である。タテ型のドットデジタルには、独特の雰囲気があった。後に、権利物「CRフリフリダービー」(現金機版は「ゴーゴーダック」)でも、同タイプのタテ型ドットが採用された。

 

当時、マルホンはタテ型ドットを採用した「桃太郎」という2回ワンセットデジパチを出しており、本機はその後続機である。時期的には、3か月ほどのタイムラグがあった。

マルホンのタテ型デジタルといえば、何といっても「キャスター」(1990年)が有名だ。こちらは7セグだが、「保留全灯⇒消化待ち」を使った連チャン打法が発覚。必勝ガイド誌の検証実験では、驚異の「1027連チャン」を叩きだした。

その他、タテ型デジタルを使ったデジパチでは、豊丸の「ビッグボンバー2」や、まさむらの「マスタークライム2」などがヒットした。いずれの機種も、保留玉での高い連チャン性が特色で、「タテ型デジタル=連チャン機」という印象も強い。

一方、本機は連チャン規制真っ只中の1994年に登場。残念ながら、仕込まれた連チャン性はなかったが、小デジタルの確率変動機能を搭載した「確変デジパチ」として、ホールで人気を博した。

確変時の出玉が少ないのがネックとはいえ、良心的な大当り確率もあって、店選びささえ間違えなければ、勝ち易い機種でもあった。もちろん、「デジタル回らない、スルーシブい、ラッキーナンバー少ない」の三拍子そろったボッタ店も、少なからず存在したが…。

 

★賞球…7&15

★大当り確率…1/219

★出玉…通常絵柄=2300個(16ラウンド継続)、確変絵柄=1150個(8ラウンド継続)

★大当り図柄…0~9、スパイ、ピストル、ウイスキー、ライター、時計(計15通り)

★デジタル停止順…上⇒中⇒下

★確変デジパチ(現金機なので、小デジタルの確率のみアップ。メイン確率はアップせず。)

⇒全15図柄中、「スパイ、ピストル、ウイスキー、ライター、時計」の5絵柄で当ると、次回までの確変に突入(確変ループあり)

★確変突入率…1/3

★メインデジタル変動時間…通常時=9.6秒、確変時=3.0秒(但し、保留の数により変化)

★小デジタル変動時間…通常時=28.5秒、確変時=4.5秒

★電チュー開放時間…5.7秒or1個入賞(実際には、2~3個の複数入賞も多い)

★リーチアクション…大別して3種類(発展アクションあり)

・ノーマルリーチ…上・中デジタルがテンパイした後、下デジタルが右⇒左にスクロール。大抵は一周以内に止まるが、1周プラス2コマを過ぎると、BGMが変化してデジタルがスピードアップ。そこから8コマ進むと、デジタルはさらに加速する。その後、超高速回転まで発展すると、大当りor1コマ先でのみ停止。3段階の発展アクションで、期待感を煽った。

・ツインリーチ…上デジタル停止後、中・下デジタルが揃った状態で右⇒左にスクロール開始。やはり1周以内に停止する事が多いが、1周プラス2コマを過ぎるとBGMが変化(ロング突入)。この場合、大当りor1コマ先でしか停止しない。

・全回転リーチ…全デジタルが揃った状態でスクロール開始。デジタル停止時は、上から順にスロー停止する。大当り確定…と思いきや、最後に下デジタルが一コマズレて外れる事あり。かなり悔しい。

 

★★追記(2013.5.13)

マルホン「ガンガンヒーロー」の情報を追加…残念ながら、詳細な解析資料は持ち合わせていない為、「機種画像と簡単なスペック」のみの紹介とさせて頂きます。資料が見つかり次第、記事として起こす予定です。

「ガンガンヒーロー」(マルホン、1997年登場)

★マルホン独特の3色カラードットを採用した時短デジパチ(現金機)

★賞球7&15 ★大当り確率1/230 ★最高16ラウンド継続、平均出玉2400個

★すべての大当り後、50回の時短モードに突入

★時短50回以内での連チャン率…約20%

★時短中は右打ちで消化。右肩のスルー通過で、メインデジタル上のミニランプ(赤・緑・赤)が変動。左右の赤ランプ点灯で、スルー下のデジタル始動用電チューが開放。通常時の約3倍のペースで、メインデジタルを回す事が可能となる。なお、時短の残り回数は、メインデジタル上部に表示される。

★デジタル停止順…左→右→中

★リーチアクション…ノーマルの他、ガンガンヒーロー(主人公)が中デジタル上部でアクションを起こすスーパーリーチあり。なお、リーチ時、右デジタルがスベリを伴って停止する場合もある。

・ズームアップリーチ…ガンガンヒーローが、中デジタルに向けてビームを発射、4つの絵柄を拡大させる。こうなると、中デジタルは拡大された4絵柄でのみ停止。さらに2絵柄に絞り込まれると、チャンスアップとなる。

・パンチリーチ…ガンガンヒーローが中デジタルを殴ると、中デジはコマ送りアクションに変化する。停止直前に中デジがスロー回転して止まるパターン、中デジ上部から図柄が降ってくるパターン、中デジが一コマ通り過ぎてから戻って停止するパターンがある。