せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

完了検査

2008年03月07日 | a07監理_滋賀県 東近江市M邸新築工事

いよいよ、住宅の完成間近である。4日には、監理者の検査と行政の完了検査を受けに現場へと向かった。3月中に引越し、4月からは新生活スタートを希望する建て主の意向に間に合いそうでほっとする。内装の仕上がりは時間も手間も惜しみなく掛けてくれた職人さんの賜物であり、一部取付け金物が間に合っていないなど未完成部分はあったが、ダメ(工事の荒さや不備)といったものはほとんどなかった。080304
08030402



(左:ロフトを見上げる) (右:キッチン上の室内トップライト)

現場を確認に行けない時の工事の進捗状況は、工事の監督さんに工事写真をマメに撮ってもらいメールで添付。疑問があればこちらより確認するというスタイルを取れたのも、この施工側のきちんとした対応によるところが大きい。遠方監理している者にとっては、施工者への信頼は絶対である。


吊るし飾りに想いを込めて

2008年03月03日 | 季節感のある暮らし

今日はひな祭り。
吊るし飾りの作成が何とか間に合う。
01平均すると一日15分程度、朝の早起きや、子どもが食事をしている横で縫ってみたり、ちょこちょこと作成。針仕事は幼子が居るとちょっかいを出されたりして、なかなか思うようにすすまないもの。それでも、小さなパーツが出来るとそれで、ごっこ遊びをしたり、中の詰物の残りを持たせれば雪に見立てて遊んだりしてくれるので、チクチクも可能。そして何といっても、平面の布が立体になって、様々なものの見立ての形になっていく様は、子ども心もくすぐりとても面白がる。
子どもの前で手作りの過程を見せることは、物づくりへの興味を持たせるだけでなく、親の子を想う気持ちも言葉とは違ってじんわり伝わるものと信じて。