せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

住環境整備の研修会

2010年03月29日 | 模型・実験・見学・講習・イベント

建築会主催の「介護保険制度と住環境整備」の研修会が週末に開催され、一般参加もOKだったので、これから高齢化社会の対応として、住宅の改修を検討したいという友人と一緒に参加。

まずは、身障者のスポーツ文化センターの見学。週末で春休みということで、利用者は多く、広い通路も見学者が通るのが、はばかられる程の賑わい。

導線を多く取ってあるんですよ、という解説に、一般の施設との違いも感じながら、またこういった施設の需要の多さも目の当たりにして、普及が望まれるなぁと実感する。

プールで泳ぐ姿あり、体育館でバスケの試合あり、ステンドグラス製作教室や料理教室等様々な利用のプログラムがあり、20年利用者に愛されて来たんだなと感じる。(プライバシーのため、人の入った写真は掲載しませんが多くの利用者がいらっしゃいました)

↓上下に高さが変えられる調理台(シンクとコンロ付き)のある調理室
100327
見学後はリハビリセンターでの、みっちり2時間の研修。介護保険制度の復習、横浜市の助成金制度のことなど、ケースワーカーである現場を良く知る方の生情報が聴けて、勉強になる。

最新の福祉機器、社会情勢、現場の課題から私達の役割まで、話は多岐に及んだ。

↓バリアフリーやリハビリ後の住まいへの復帰(住環境整備)がシュミレーション出来る模型
100327_2

専門家でなくとも、人生の老い方の問題としても考えさせられる話であり、こういう研修会は、もっと広く一般の方にもアナウンス出来ると、いいのかもしれないと考えさせられた。


最新の画像もっと見る