せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

女子の建築学科への進学と就職を考える 〜その3「やり抜く覚悟が求められる!」

2018年08月22日 | ワーク・ライフ・バランス
夏休み特集のブログです。先2つのブログの続きです。

この暑い中、スーツに身を包まれて就活中の女子学生も
おられると思います。

春先から街に溢れ出した黒いスーツに黒パンプス、黒い鞄の女子学生。
一律に行われるこの就活については、一過言ありますが

今日のお題は、まだまだ男性社会の建築の職能に進学、
就職する女子学生に絞って綴ります。

女子学生の直面する問題に加えて、就活で苦労するかもしれない。
の話です。

私の学生時代、成績優秀な4年生卒女子を採用しなかった某メーカーを
憤慨していた教授の姿も思い出されます。
(受付や案内嬢として、容姿端麗の方が求められていた様子)

女性はインテリア担当で、大きな仕事は任せてもられない,
かもしれない。(という大手の設計事務所内情も垣間見ました。)

性差の適材適所は、確かにあります。

それでも、採用先の固定観念に囚われての、
差別はやめて頂きたいですね。

昨今のニュース、医学部の女子学生が、
医師を続けないからという理由で、合格させないのではなく
女性医師も働き続けられる環境の整備の方を議論して欲しい。

建築の現場も長丁場なので、
妊娠出産で辞めていく人は、少なくありません。

そもそも、責任ある立場に立たない
という選択をする方も多いはずです。

仕事を続けるには、どうしたらいいかを考えないとなりません。

結婚しない、子どもを産まない。
私の女性先輩方は、その選択が多くありました。
今でも、私の周りがそうです。

結婚、出産すると責任の発生しにくい、
下請けをするなどし、仕事を選んででも
続けていくことを重視している
主婦建築士の皆さんもおられます。

どう家事や子育てと両立するかの知恵も色々聞きました。

放っておける圧力鍋でのおかずづくりや、
値下げ時の夕方にスーパーに走り、お惣菜で済ませるという裏技まで。

私自身は、『自分で時間をコントロールできる自由を手に入れる。』
しかないと、独立しました。

大変さは増しても、自由がなければ、両立できないと判断したからです。

いまでは、法的な制度も整いつつあり、
勤めていながらも両立できる人は増えてきているはず(と思いたい。)です。

専門的な学びで専門的な職能に
つきたいと考えている学生さんがおられたら
ぜひ、「継続する心づもり」でいていただきたいですね。

「女子はすぐ辞めるから、、、」=「採用は嫌だ」
は、私自身も浴びせられた言葉です。

だからこそ、続ける覚悟を持って生きています。

時々、身体が悲鳴を上げて、家族に
「あ〜、もう主婦になりたい。仕事しないでおきたい。」
とのたまうと、

(注記:主婦が楽というわけではありません。
一度にいろんなことをこなす元気がないだけ。)

「無理、無理。仕事したいに決まっている。」
と白い目で見られます。

果たして、息を吸うように、
建築の仕事も私の人生の一部ですものね〜
と、家族は、だませません。

実際に、家族の協力も増しているので、
両方こなすエネルギーがない時は、ほぼ仕事だけの日もあります。
ありがたや〜。

周りの協力を得る術と、自分の覚悟、
そうすればきっと、継続できると信じて!

では、残り少ない夏休み。
学生の皆さん、有意義に過ごしてくださいませ!
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