せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

本当は、とても疲れていた自分に気がつく

2016年04月25日 | 熊本便り

なぜ、ワインの写真なのか?は最後に。熊本ワインのHPより

熊本地震から10日が過ぎ、
余震で未だ夜中と明け方に起こされる日々が続く。

避難生活ではなく、毎日の生活が家でてきているだけありがたいと
気張っていたが、そろそろ疲れが出はじめた。

備えなきゃ!対応しなきゃ!という地震直後の緊張感が
断水解除のお陰で緩んだのは、良かったのだが。。。
今、ひどい脱力である。

有事の時は、怖い。あたまが真っ白。
ということには、性格的にならないのだが、

落ち着いてくるといけない。
かえって無気力になるのだ。

地震の経験の少ない、
また備えも分かっていないで、オロオロする両親と
子どもの心のケアまで。ずーっと気張ってたんだ、私。

災害時には、なぜか、実家にいる私である。
兄弟多しといえども、対応するのはいつも私である。

学生時の歴史に残る台風災害時は
瓦屋根の補修に屋根に登ったし、
停電で断水、水を汲む力仕事もし、
記録的だと言われる大雪では、汗だくで雪かきをし、

力仕事の男役も食事の世話の女役も、
いつも両方課せられる。
できてしまうから、誰も助けも呼べない。

なぜか、いつも私なのだろう???
神様が親孝行するように仕向けているとしか思えない、笑。

夫からは、お前がしっかりしないでどうする!
と、遠方から地震情報をわざわざこちらにメールをよこす始末。

そんなんじゃ、助けにはならないよ〜の言葉を飲み込む。

疲れてしまっているんだなぁ。
前にもあったこんな感じ。

ものすごく大変な現場で建物が完成した直後、、、。
脱力になって、心身ともどれだけ疲れていたのか、
涙が止まらないなど、自分でも驚いたほど。

まだ、泣けない、笑。

今回の現場も大変なのだ。
震度7近い地震を受けて生き残った奇跡を
これからどう修復していくのか。。。
それで頭がいっぱいだったが、その方向性も見えてきて。

少し、ホッとしているのが,、余計にいけないのかもしれない。

また、予定していた仕事のチャンスを実は見逃したのだ。
ずーっと取り組んできて。今回は見送った形になる。

これも仕方ない。と、
言い訳めいて自分に言い聞かせるのも苦しい。

本当はこれからの大変さに途方がくれているのかもしれない。

横浜にいる私のプライベートも含めて、
詳しく知っている友人に電話で
1時間も愚痴を聞いてもらった。

私の愚痴はといえば、心が定まらず、
自分の決断に勇気が持てないこと。
これで良かったのだろうかと、人生の選択への自信が持てないこと。

『これまで頑張ってきたんだから、築き上てきたものは
簡単に崩れないから、大丈夫。そこが地震と違うでしょ!』

と、グラグラしている私にエールをくれる友人。

どうしても地域では、皆が疲労しているので、お互いに
近況は話せても、辛い気持ちはなかなかさらけ出せない。

弱音が吐けないってこんなに辛いんだと実感。
こんな時の、遠方の友人の有り難さよ。

まぁ、地震後すぐに車が出せるように
長い(?!)禁酒状態もいけないのかもしれない。笑。
肩が、ゴリゴリに凝っている。(あ、これはいつものことか)

大好きな熊本ワインのワイナリーも工場復活したらしい。
たまには、飲むかなぁ。。。
毎春に飲むレアなロゼワインも飲んでない、涙。

いいよ。労ってあげる。
飲んで話し聞くよ〜という方がいたら
今度は甘えよう。
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