大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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ロシア 極秘レーザー兵器「カリーナ」コーカサス山脈に建設  侵攻は宇宙に拡大?!

2022年08月05日 14時34分14秒 | ロシア軍



大コーカサス山脈に建設中 カフカス

現在、ウクライナに軍事侵攻しているロシア。そのロシアが上空を周回する衛星に干渉するための地上ベースのレーザー施設「カリーナ」を新たに建設中だと、The Space Review誌が報じている。
基本的な仕組みは単純なもので、他国の偵察衛星にレーザー光を照射し、その光学センサーを明るく照らすことで一時的に見えなくすることを目的としている。これとよく似た仕組みを持つのが実際に軍事応用されているレーザー技術の大型航空機赤外線対策 (LAIRCM) システムだ。LAIRCMは対空ミサイルから航空機を保護するために使用されるシステムで、航空機に接近するミサイルのセンサーに光を照射することで標的を見失わせるものになっている。しかし、「カリーナ」の固体レーザーがこの目標を達成するには、十分な量の光を地球の軌道上に位置する衛星のセンサーに正確に照射する必要がある。報告によればカリーナのレーザーは平方センチメートルあたり約1,000ジュールを生成するというが、地上の目標と比較しても目標までの距離が非常に長く、まずレーザービームが地球の大気を通過しなければならないことを考えると、これはなかなか容易なことではない。


今は、レーザーでバリバリ破壊するのではなく光学系のレンズをめくらにする程度。

なお、ロシアは2019年にも「Peresvet」 というトラックマウント型レーザー兵器を配備していたという。ただし、正常に使用されたという記録はない。
レーザー技術は近年大きく進化してきており、この種の対衛星防衛が現実的になりつつあるが、こうしたレーザーのテストに成功した国は限られている。もしロシア政府が衛星に照射できるレーザーを製造できたならば、国土の大部分を敵の衛星の視界から遮ることができるようになる。また、この技術は人工衛星を恒久的に無力化するレーザー兵器の可能性を示すものにもなる。しかし、国家が宇宙空間に設置したセンサーを恒久的に破壊することは、侵略行為と見なされ、緊張が急速に高まる可能性もある。
技術の進歩と共に宇宙でレーザー兵器が使用され、本当に宇宙を舞台にした戦争が始まるのもそう遠くないのかもしれない。

@この分野では、米国が10歩ほどリードしていますが、ハイパーソニックミサイルでは、10歩遅れています。ガクッ