中国の辛亥革命100年を記念する式典が9日、北京の人民大会堂で開かれ、7月に危篤が伝えられた江沢民前国家主席(85)が姿を現した。江は手を振りながら自ら歩いて壇上に登場。付き添いの助けを借りながらも、胡錦濤(フー・チンタオ)の隣に座り、健在ぶりを示した。江は7月1日の中国共産党創立90周年の式典を欠席。これを機に健康悪化説が飛び交い、香港のテレビ局などが「死去」と報じた。中国国営新華社通信は「全くの流言にすぎない」と死亡説を否定したが、複数の中国筋や外交筋は危篤に陥ったとしていた。 江は式典で、隣の温家宝(ウェン・チアパオ)と言葉を交わし、手元の資料をめくるなどのしぐさを見せた。胡の演説が終わると小さく拍手も。座ったままで胡と握手をした後、付添人に支えられながらゆっくりと立ち上がり、会場に向かって再び右手を振ってみせた。
@死亡説の詳細は9月22日ここで紹介したとおり。
@死亡説の詳細は9月22日ここで紹介したとおり。