米政府は29日、F15戦闘機や関連部品など294億ドル(約2兆2800億円)相当の装備をサウジアラビアに売却することで同国政府と合意したと発表した。84機を新規に提供し、同国保有の70機を改良する。新規売却するF15は最新レーダーや対艦ミサイルを備え、夜間や悪天候下でも標的への正確な攻撃が可能。原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖を警告し、米国との間で緊張を高めるイランの軍事的脅威への抑止力強化を狙う。記者会見したシャピロ国務次官補(政治・軍事担当)はイランを名指しすることは避けながら「ペルシャ湾岸と中東全体の安定に対する米国の強い決意を示すものだ」と強調した。ホワイトハウスは、戦闘機売却を通じ、米国内で5万人以上の雇用と35億ドル相当の経済効果が生まれるとも指摘した。
@なにが本当の脅威か分からないのもまた世の常。わはは
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