大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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「イスラム国IS」、シリア全土の5割制圧か―パルミラも完全掌握

2015年05月22日 23時09分11秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
 
"パルミラは、シリア中央部のホムス県タドモルにあるローマ帝国支配時の都市遺跡。シリアを代表する遺跡の1つである。1980年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。ローマ様式の建造物が多数残っており、ローマ式の円形劇場や、浴場、四面門が代表的。"

過激派組織「イスラム国」は21日、シリア中部の古代都市パルミラと2000年の歴史を持つパルミラ遺跡を完全掌握した。同組織はイスラム教が禁じる偶像崇拝につながるとして他の地域でも遺跡を破壊しているが、世界遺産に指定されているパルミラ遺跡も破壊される恐れが出てきた。
「イスラム国」のツイッターを通じた発表によると、同組織は遺跡近くの政府軍基地と刑務所を奪取した。政府軍は完全に統制を失い同地域から撤退したとしている。

シリア人権監視団(英国)は21日、過激派組織「イスラム国」がシリア中部パルミラで市民ら少なくとも17人を殺害したとみられることを明らかにした。市街地の南西にある世界遺産の状況は不明。フランス公共ラジオによると、監視団のアブドルラフマン代表は、殺害されたのは市民やシリア政府側の兵士で「少なくとも4人は斬首された」と指摘。「市民は地元当局者らで、政権側で働いていたことをとがめられた」と述べた。20日から21日にかけて殺害されたとみられる。また、反体制派の活動家は「イスラム国は住民に自宅にとどまるよう指示した上で、政権側の市民を見つけようと住宅を一軒一軒、調べている」と語った。

@殺人鬼アサド率いるシリア政府軍が強いのは無抵抗な市民相手だけ。