プラット・アンド・ホイットニー F135
F135は2軸式のターボファンエンジンで、6段式高圧圧縮機を1段式高圧タービンで駆動する高圧圧縮軸、3段式低圧圧縮機を2段式の低圧タービンで駆動する低圧軸から構成される。F119と同様に高圧圧縮機・タービン軸と低圧圧縮機・タービン軸が逆回転する同軸反転形式である。
F-35は単発機であるが、その開発に際し各軍からの要求をより多く実現しようとしたため、小型ながら重量級の機体となった。これに対応する形でエンジンも、F-22向けのF119から派生した強力なF135を搭載している。その推力はドライ出力でも125kN、アフターバーナー使用時には191kNにも達する。
この強力なエンジンの搭載によりF-35は形式を問わずおよそ150マイル(241km)をマッハ1.2で飛行可能なスーパークルーズ能力を有しているとされている。 プラット・アンド・ホイットニーはさらなるエンジンの性能向上と改良に取り組んでおり、推力が増加し燃費も改善した改良型のF135 Growth Option 1.0を明らかにしている。
このアップグレードは、2020年代初めに既存の生産ラインに入る可能性があるという。PW社は燃料の燃焼低減デモンストレータエンジンと呼ばれるこのシステムの初期バージョンの性能テストを完了し、これにより、推力が最大10%向上し、燃料消費量を最大6%削減できることが証明されたとしている。
F-15のエンジン:Pratt & Whitney F100-PW-220 (推力:55.25kN ⇒ アフターバーナ使用時104.43kN×2
@家で聞く音域と言うか音圧でいうと、双発のF-15は普通の100db爆音で、ああ今日も飛んでるなーと思う程度だが、単発のF-35Aが飛んでくると明らかに120db爆音の迫力を感じるのだ。
機体は完全ステルスだが、爆音はどこにいるかバレバレ状態のすさまじさ!
(違いの分かる男が、少し大げさに書いています・・・hi)