塾長 北川憲吾
事務局長 三島廉多
時局放談 長谷川裕行
古事記 伊藤好雄(士道不覚悟)
定刻を30分繰り上げ午後5時半スタート。今回は、中性子星マグネターの話。恒星の超新星爆発で質量のバカでかい恒星は重力崩壊によってブラックホールになり、少し小型の恒星はパルサーと呼称され、パルス状の可視光線を発したりX線や電磁波を放出します。その中で特に強い磁力を発する中性子星をマグネターと呼称します。凡そ、地表が発する磁力は0.5ガウス程度ですが、マグネターの磁力は1000兆ガウスと言われ、近づくと原子レベルで分解されます。1000キロ離れた距離で人間が影響を受けると水の反磁性で細胞組織は一瞬で破壊されます。重力崩壊下に於いて電子と陽子が融合すると逆ベータ崩壊が始まり、純粋な中性子の塊が生まれ、それに自転(2-10秒で1回転の高速)が加わるとパワーupして、その比重はティースプーン一杯の大きさで1億トンの重さを有します。
ブラックホールもその存在は明らかにされても、光をも閉じ込める強力な重力崩壊と言う事以外その内実は不明のままです。ただ、このマグネターは、超強力な磁力や電磁波をまき散らしながらいずれ宇宙の藻屑と消え去ります。そんな話をしながら、太陽や地球の中身の話、そしてプラズマの話、アホや異常者を基準にして正常者に押しつける多様性社会の問題点や、未だに核や原子力発電を悪者にする非論理的な社会風潮、選挙の話など午後7時半まで有意義な時間を共有しました。
午後7時半お開き。参加4名
次回は、7月23日を予定しています。