@CBU-105は無誘導型クラスター爆弾のCBU-97に慣性誘導装置と飛行制御装置などの誘導キットを取り付けたもので、WCMD(Wind Corrected Munitions Dispenser)と呼ばれている。またアメリカではCBU-105にGPSと滑空翼を追加する事で、射程と命中精度を向上させる研究も行われている。元のCBU-97は内部にBLU-108子爆弾を10個内蔵している。子爆弾BLU-108は分裂するとそれぞれパラシュートを展開して落下していき、地表に近づくと4つの徹甲弾を射出する。徹甲弾には赤外線センサーが付いており、車輌のエンジン熱を感知して突入、これを破壊する。つまりCBU-97は1発にセンサー付徹甲弾40発を内蔵している事になり、隊列を組んでいる敵車輌部隊に対して絶大な威力を発揮する。