安倍政権が従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた「河野談話」の作成経緯を検証することに対し、アメリカ政府側が非公式に強い懸念を総理官邸側に伝えていたことが明らかになりました。従軍慰安婦問題をめぐって安倍政権は、旧日本軍の関与を認めた河野官房長官談話が作成された経緯について、政府内にチームを設けて検証する方針を示しています。これに対し、駐日アメリカ大使館の幹部が「検証は望ましくない」として、強い懸念を自民党関係者を通じて、総理官邸側に伝えていたことが明らかになりました。
アメリカ大使館幹部は、「検証結果を公表すれば日韓関係がさらに悪化する」「4月の日米首脳会談で歴史認識が焦点となることは避けるべき」などと伝え、自民党関係者は「事実上、検証をとりやめるよう要請してきたもの」と受け止めています。
「国会の答弁では、国会から要請があれば(検証結果を)提出する用意がありますよと。そこまで国会で申し上げていますので、スタンスは全く変わりません。河野談話を見直しするということは考えていません」(菅義偉 官房長官)
菅官房長官は、10日、河野談話そのものの見直しは考えていないと明確に述べました。政府関係者によりますと、政府高官はアメリカ側の要請に「国会でも答弁した検証作業をやめられるはずがない」などと不快感を示していて、政府として、検証は河野談話の見直しにつながるものではないとアメリカ側に理解を求めていく姿勢です。こうした中、外務省の斎木事務次官が、12日から13日にかけて韓国を訪問し、チョ・テヨン外交部第一次官らと日韓関係などについて意見交換することが決まりました。
@なにを言っているのでしょう菅官房長官。ここまでよくやってきてかなり評価も高かったのに、結局守旧派と同じ事を言いだしたのではなんともなりません。これは我が国の内政問題であり、はっきり内政干渉は受けないと米国に伝えるべきです。日韓、日中、日米の友好や非友好関係なんて、どこかにいわれて行うべきものでもなく、我が国が主体性を持って決定すべきものです。シナや、米国や、南朝鮮が我が国の干渉に一々応えますか。
本当に情けない・・・・・
オバマが恐れるのは、こうした歴史修正の先にあるものが東京裁判であり、必ず、広島・長崎へと繋がっていくのではないかという恐れだと思いますが、民主党政権であれ、共和党の政権であれ、これも避けては通れない大問題です。
いずれにしても、ここで河野談話の撤回を怠れば、未来永劫、歴史を正すチャンスを失います。そして安倍さんの人気はガタ落ちになる事を明言しておきます。