キャメロン英首相は3~4日、アフガニスタンのカルザイ大統領、パキスタンのザルダリ大統領とロンドン郊外で会談、2014年を期限とする北大西洋条約機構(NATO)軍撤収後のアフガン安定化策について協議した。3首脳はアフガンの旧支配勢力タリバンの交渉参加に向けて協調することで合意、共同声明ではタリバンに対話参加を呼びかけた。
共同声明は、タリバンが昨年1月、アフガン政府との交渉の窓口としてカタールに事務所の設置方針を表明しながら、その後これを拒んでいることについて、「必要な手続きを経て開設」するよう求めた。また、両大統領は和平促進のため、パキスタン当局が拘束しているタリバンの服役囚釈放に向けて協力することで合意した。両大統領には軍参謀長と軍情報機関トップも同行。特にパキスタン軍の情報機関である統合情報部(ISI)は、同国内に拠点を置くタリバンの強硬派「ハッカニ・ネットワーク」への影響力を持っているとされ、今後、アフガンの安定化に向けて重要なカギを握る。
@ところが、元タリバンのメンバーは、2011年に始まった、いわゆる平和と再統合プロセスに失望し武装グループに続々復帰しているとメディアは報道している。結局、道路や学校、医療機関など基本的なインフラはなにも改善されることもなく失望したという事らしい。
共同声明は、タリバンが昨年1月、アフガン政府との交渉の窓口としてカタールに事務所の設置方針を表明しながら、その後これを拒んでいることについて、「必要な手続きを経て開設」するよう求めた。また、両大統領は和平促進のため、パキスタン当局が拘束しているタリバンの服役囚釈放に向けて協力することで合意した。両大統領には軍参謀長と軍情報機関トップも同行。特にパキスタン軍の情報機関である統合情報部(ISI)は、同国内に拠点を置くタリバンの強硬派「ハッカニ・ネットワーク」への影響力を持っているとされ、今後、アフガンの安定化に向けて重要なカギを握る。
@ところが、元タリバンのメンバーは、2011年に始まった、いわゆる平和と再統合プロセスに失望し武装グループに続々復帰しているとメディアは報道している。結局、道路や学校、医療機関など基本的なインフラはなにも改善されることもなく失望したという事らしい。