横浜市教育委員会(今田忠彦委員長)は4日、来年度から2年間、18区ある市内のうち、8区の市立中学校で使用する歴史教科書として、「新しい歴史教科書をつくる会」の会員らが執筆した自由社の教科書を採択した。同社の教科書を採択したのは全国初。今田委員長は記者会見し、自由社の教科書について「歴史的事象の話など非常に分かりやすい。(個人的には)自由社のでよいと思う」との見解を示した。
@経済優先政策によって「村山談話」を政府見解などと公言する羞恥心なきチャランポランな歴史観の蔓延る中で、それは違うんだよと言ってみても中々受けいられるものではないが、黙認することは犯罪に等しい。こうしたリスクを顧みず良識的な判断のできる自治体が一つでも存在するという事が実に素晴らしい事だと思う。