大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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日中中間線付近に中国爆撃機進出 中露航空戦力増強に警鐘 防衛白書

2008年09月05日 12時47分21秒 | 我が国の安全保障問題
中国のH6中距離爆撃機数機が昨年9月、東シナ海上空で日本の防空識別圏(ADIZ)に入り、日中中間線付近まで進出する飛行を行っていたことが、5日に閣議了承された平成20年版防衛白書で分かった。

 白書で初めて明らかにした日中中間線付近への中国爆撃機の進出は、東シナ海のガス田共同開発をめぐって日中の交渉が難航を極めていた時期に当たる。当時の安倍晋三内閣は同年秋までに日中協議が進展しなかった場合、試掘の前提となる漁業関係者との補償交渉に入る方針を決定。中国は「そうなれば軍艦を出す」と脅しをかけてきていた。政府関係者は「日本が試掘に踏み切った場合、日本の艦船を爆撃するとの示威行為であった可能性もある」と指摘する。

 H6爆撃機は旧ソ連のツポレフ16(TU16)のライセンス生産機で、主翼下に対艦ミサイル2発を装備。洋上での対艦攻撃を主任務としている。防衛省では同爆撃機が領空侵犯には至らなかったため公表しなかったが、白書発行にあたって「中国の航空戦力の状況をわかりやすくするため掲載した」としている。

 白書は中国の航空戦力について、中国本土の防空能力に加え、より前方での制空、対地・対艦攻撃能力の構築を進めていると指摘。「わが国周辺空域における中国の航空戦力の動向に注目していく必要がある」と警鐘を鳴らしている。

 また、防衛省・自衛隊では昨年、前防衛次官汚職事件や海上自衛隊のイージス艦衝突事故など不祥事、重大事故が相次いだことから、白書でも再発防止のための改革に多くのページを割くなど、不祥事の反省に力点を置く中身となった

一方、原油高を背景に経済が好調なロシアの極東地域での軍活動では、前年まであった「冷戦期のソ連時代に比べれば全般的には低調」との表現が消えた。今年2月の戦略爆撃機による領空侵犯などを挙げ、「わが国への近接接近や演習・訓練などの活動に活発化の傾向がみられる」と言及している。

 北朝鮮の核兵器計画については平成18年10月の核実験などを理由に「さらに進展させた可能性が十分ある」と分析。一方で、核兵器の弾道ミサイルへの搭載には「小型化には相当の技術力が必要」として否定的な見方を示した。

 日韓の外交問題に発展している竹島について白書は前年版と同様の「わが国固有の領土」との表現を踏襲した。

@領空侵犯はしてないようだが原潜の次は爆撃機だそうだ。
イージス艦事故や、防衛利権を巡る汚職、度重なる自衛官の不祥事、更に日和見「福田康夫」によって対中防衛ラインもかなり後退していると思うが、我が国も徹底した近代化を推し進め強固な体制で防衛に努めて欲しいものだ。
しかし一番の問題は、主権国家として何を何からお護りするかと言う「軍隊」としての機能と「人を死なしめる原理なき」自衛隊からの脱却であって、現在のサラリーマン自衛官ではおのずから限界がある。
憲法改正も含めきっちり法整備を進めて欲しいものだ。
そして1億2千万国民の生命より、自分が一番いとおしい福田康夫のような腑抜けた輩を二度と総理の座に座らせないことだ。