これは10年前81歳の時町のスキー場跡の尾根道に登った時に撮った写真です
30数年前私が50歳台だったた頃はまだ地球の温暖化はそれほど進んでなくて冬になると私たちの町にも雪がどっしりと積もって山沿いには小さなスキー場があったんです。
今は塔とロープだけが残っているリフトですけど二人掛けのチェアがついていました。若かった私はストレス解消のために仕事が終わると車をとばしてスキー場に行きナイターを楽しんでいました。懐かしい思い出です。でも雪が降らなくなってスキー場が閉鎖されてもう30年近くなります。
それでも免許証を返納する前の89歳までの私は毎年旧スキー場跡の尾根道を訪れて散策を楽しみました。車を離れて2年、もうすっかりなれましたけど、体力や気力の衰えとボケの急速の進行は避けることが出来ず山にはいけなくなりました。今は写真など見て静かに遠い昔のいろいろを懐かしんでいるんです。今頃は桔梗や山百合が咲いているだろうと思うと寂しいです。
山太郎89歳最後の山散策の写真です