さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

昨日の白鳥の群れ今日もいるんかな

2019-02-26 | 日記
いるはずないよ、シベリアに帰る途中の白鳥の群れなんだから。そう思いながらいそいそと昨日の場所へ急ぎました。今日は望遠ズームレンズを持参しているんです


それがいたんです。昨日と同じ場所に昨日と同じ白鳥の群れがいたんです




私の集落の隣の集落樋口分(ひぐちぶん)のすぐ近くの田んぼで夢中で餌を食べていたんんです



白鳥はひとつの大きな群れのように見えますが、よく観察して見るとこのカットのように母鳥を中心にした家族の集まりのように見えました。一番左が母鳥の白鳥で次ぎのちょっと黒みがかった白鳥が昨年生まれの幼鳥で残りの白鳥が成鳥になった子供の白鳥のように見えるのです。飛んでいるときも母鳥を先頭に7羽か8羽が一列になって飛んでいるように見えるんですよ。

昨日は近づくと群れは警戒した動きを見せましたけど今日は警戒する動きを見せず50m近くの土手まて近づくことができました。白鳥たちは私を悪さする人じゃないと認めて迎えてくれたんですね。




この田んぼは収穫の終わったあと一度耕耘され春の雪消えの水で柔らかくなっているので稲株の根や土に埋もれていた落ち穂や雑草をくちばしで掘り起こして食べやすい白鳥にとって豊かな湿地になっているんですね。




この場所で昨日から白鳥たちは夢中になって食べ続けているんです。一生懸命食べてこれからシベリアまでの旅路のエネルギーを蓄えているんでしょうね私は土手に腰を下ろして白鳥たちにレンズを向けてシャッターを切っていました。ときには家族ごとに7-8羽一列になって飛んでくれないかと思ったんですけど食べるのに夢中で飛んではくれませんでした。でも30mくらいまで近づいてくれた白鳥も居ましたよ。









白鳥たちの群れにはたぶん数十羽はいたように思います。でもその白鳥たちはひたすら餌を食べているだけで動きを見せてはくれないんです。冷たい風の吹く寒い中一時間がんぱって撮れたカットはこれだけです。でも私の町の圃場しかも私の家の近くでこれだけのカットが撮れたことの私は満足しているうんですよ。