さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

お母さん・・叫ぶツバメの雛の口

2012-07-11 | 日記
町を歩いていたら諏訪町の遠藤種苗店さんの軒先にツバメが巣くっているのを見つけました。



 お母さんが帰ってきたんですね



 四羽の雛は大きな口を開けてお母さんと叫んでいました。



 嬉しい



 
 私にも


 

 私も食べたい



 昔は農家の軒先にはどのお家でもツバメが巣を作って賑やかでした。昔からツバメは害虫を食べてくれる大事な鳥であることを知っていてどの家でも大事に扱っていました。豪雪地方の曲がり屋の家などでは母屋についたうまやの中にツバメが巣を作っている家もありました。
 親ツバメは家の人が朝うまやの戸を開けるのを待って外に飛び出しました、家の人は夕方親ツバメがが巣に帰ってきたのを確認してからうまやの戸を閉めました。ツバメたちはすっかりその家の家族だったんですね。

 今は、軒先が糞などで汚れることをきらってツバメに巣を作らせない家が多いと聞いていますけど、遠藤さんは愛情いっぱい「うちのツバメです」と見ていらっしゃました。
 遠藤さんの笑顔は「ツバメは家のツバメです」という笑顔でした。うらやましくそして嬉しかったです。