この週末はG650シリーズのデビューフェアがあるので、一番乗り易そうなG 650 Xcoutryを試乗車が用意された。サスペンションで1.5Cmほど、ついでにシートを加工（写真）したスペシシャルバージョンなので、晴海の試乗会で乗ったスタンダードとは格段に安心して乗れる。歯切れのいいエンジン音、それに相応しいパンチのある加速をするGシリーズは、未来のBMWモーターサイクルのラインナップを予想させるモデルだ。オフロードを軸として、今後は、若いライダーを顧客に取り込む展開なのだろう。
ところで、フランスで行われているルマン24時間耐久レースのBMWレーサーのハーフカルがR1200STベースにしか見えないのが不思議だが、予選では４気筒勢のトップタイムから６秒落程度のタイム。大体真ん中から少し下くらいのポジションは凄いポテンシャルだ。これも、新しいBMWのチャレンジを表す活動に違いない。
