昔、ヴィンテージバイク愛好家に御用達のヘルメットはクロムウェルや生沢徹氏が愛用して、日本に紹介したグリフィン、もうこれらのブランドを知っている人を探すのに苦労する程、昔の話だ。確かクロムウェルは、麻布のブルックランズが輸入していたと記憶している。
英国に行ってもとっくに操業してないんだとばかり思っていたが、そのクロムウェルが先日MOMOデザインの輸入元を通じて、再び国内販売が開始された。どうやら製造、技術はMOMOと同じでイタリア製でブランドのバリエーションとして復活したようだ。そういえば、DUCATI本社のスポーツクラシックのヘルメット(日本未入荷)も似てる。
このヘルメットは価格も五万円以上だが、細部のレザーの仕上げがハンドメイドだったり、MOMOよりも裕福なモード系ライダーの感性に見合った造り込みがなされている。
旧車ファンやDUCATIのスポーツクラシックやトライアンフのボンネビル等にはいい組み合わせになろう。トライアンフ市川のショウルームに入荷してきたので、手にとってその質感を確かめてきただきたい。