試乗車のK1200GTのオドメーターは、いつの間にか既に600kmを超えている。先週末の試乗を心待ちにしていたBMWファンが、如何に多かったかをこの距離計が物語る。モトラッド京葉は正規代理店だからあえて色付けをすべきでは無いが、どうやらツアラー層の支持が厚いようだ。おかげ様で、今年に入ってから行われた販売コンテストで、R1200RT日本一の実績を残せたのは喜ばしいことだ。
ここのとこは、週末になると雨が多く予定していたツーリングが流れて走り足りないライダーも多いと思う。私も、ゴールデンウィークの大掛かりなツーリング以来、１日を費やしたタンデムランは初めてだった。 今朝
、いつもの千鳥町から首都高速に乗り、東北道で那須高原へ行く片道200Km程度のタンデムツーリングだった。途中の佐野サービスエリアで、R1200Cとモモヘルメット＋マックスフリッツでバッチリきめた
を堪能しながら着いた那須高原。雲ひとつ無い晴天に恵まれて、空気が澄んで実にいい気持ちだった。まだ免許を取って間もない好奇心旺盛なクルーザー乗りの彼女は、もう少し高いところまで行ってみたいようなので、ここで記念写真を撮ってから別れる。帰りのサービスエリアでも、89年型のDUCATI851のライダーと話し込み、R1200STに乗るタンデムカップルから、「最新型ですね」と声をかけられる。週末の観光地は忙しく、こんな経験が滅多にない。こんな気軽さも、平日のバイク愛好家同士のゆとりから生まれるのだろう。
