『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.3590 スーパーロングMTB古道ライド㏌十三峠完走!!

十三峠全線MTBライド・無事全員完走!
行ってまいりました十三峠は米沢街道昨日無事に全線完走致しました
それはそれは長く険しい峠の旅、まさしくThe Long and Winding Road



6月11日(土)早朝5:30am…まずは一つ目の『諏訪峠』から、川西町市街地を拝んで、長い長~い一日が始まったのでありました



昨年の記事を読まれた方はご存じのとおり、次の峠との距離が離れ過ぎている事と帰りの事情も考慮しまして、一旦また移動し車をJR米坂線は手ノ子駅にデポさせて頂き、予定どおり6:00amきっかり本スタートを切りました



舗装路を暫く進み、また古道に入ります。旧国道から更に旧々国道を経て古道へ…長く高巻いて、濃い緑のトンネルを抜けて、ようやく二つ目の『宇津峠』へ到着です。二つ目にして本ルート最高標高を誇る491m地点です…。



そして、やはり何らかの事情でいつもどおり未整備でした三つ目『大久保峠』



また舗装路をひた走り、国道からそれた県道より、更に脇道に入って、少しばかし登った所にある四つ目の『才ノ頭峠』。



舗装化された古道部が続きます。長いHC経て、趣きは深い五つ目の『桜峠』



次が結構キーポイントです!!桜峠を下り切って眼下に見えるは横川ダム。
現在古道はこのダムの下…。ところが水位の下がっている時期は、なんと不動出生(ふどういずる)橋を渡って対岸に辿り着く事が出来ます



ここを通る事が出来ると、数㎞に及ぶ迂回の峠道を行かずに済み、なんと数十分の短縮になるのです!!思わずにっしーさんもニンマリ



体力温存に努める事が出来、石畳区間が長~く残る十三峠の核心部であり、またシンボル的存在でもある六つ目の『黒沢峠』に到着
峠ごとに異なる趣きを思い思いに感じながら、静寂で満たされた世界で暫しの休息…とっても贅沢なひとときです



またまた舗装路に飛び出て、人はもちろん車も通らない道を進み行くと、短いながら右側は絶壁の危険な峠道…七つ目の『貝淵峠』へ到着!



という訳で割と舗装区間が多い、そんな前半戦の最後の峠は八つ目『高鼻峠』



YU-KIさんのハイペース牽引(後にダメージ?!)で想定以上の早い時間で前半戦を終え、9:20am小国町のFMに到着&大休止…ようやくブランチです
本スタートから4時間の10:00am前に再スタート…昨年はここでメカトラが!



…でしたが、今回は何の支障もなくクリア飯豊連峰が鮮やかな九つ目『朴ノ木峠』へ到着!!急激に気温が上がり、Mを含む数名が早くもグロッキー…


そして後半戦に突入してから初めの難関は、十個目となります『萱野峠』…300mを切る標高ながら、その道のりは長く続くUP&DOWNの連続です



ですが、そんな険しい峠を終えると、必ず御褒美が待っているものです。


また、この緑色の川を眼下に、飯豊山が映える景色を望む事が出来ました
ここで約1名「ガリガリくんが食べたい!!」と確かアソコに商店があったハズ?!と大里峠へ折れる道沿いにあるお店へところがシャッター(と米袋等がドン!!と積んであるドア)は開いているものの鍵が閉まっており、コーチが大声で呼び掛けるも応答無し…窓ガラスの向こうにはアイスが(たんまり)入っているであろうアイスケースが見えるのに…残念ッ気を取り直し自販機で、コーラやらスポドリやら思い思いに水分補給したのでありました

そして後半戦最大の山場である、宇津峠につぐ500m近い標高である次の峠。
4/5が押しである難ルート…今回は1時間を切るタイムで登り切りました



大蛇伝説が残る11個目の『大里峠』。YU-KIさん草と同化しちゃってます
登りは長いが下りも長い!!昨年は大里峠を下り切った所で日没の為終了となりましたが、今回は一年で日中が一番長い時季…ある意味時間無制限です(苦笑)

残す二つの峠も標高200mを割る、一見楽に行けそうなルートなのですが
たっぷり補充していた飲み物も、灼熱の大里峠越えで全員残り少なくなっており、自販機を探すも見当たらず…
たまたま次の峠へ入る手前の民家でお婆様が佇まれており、ショウさんが聞けば「国道まで出ないと自販機はない」との事。ですが幸いにも御厚意に甘えさせて頂き、お水を頂きお腹とボトルに補充完了…次に繋がりました



荒れた部分が多く、押しや担ぎ区間が長い峠道。十二個目の『榎峠』。
ショウさんをもして「今回の峠越えで、一番キツかった」と言わしめた難峠。
そして、いよいよ残すは峠はあとひとつ一旦国道へ出て左折です。
全員『…!!』の激登坂から始まる最終の峠道。二つのピークからなるこの峠行の途中、危うく脱落者が出かねる寸前でしたが、休憩の上何とか無事走破



十三個目の『鷹ノ巣峠』。思わず全員で握手を交わし合った瞬間でした



古道最後のDHを楽しんで舗装路へ出て更に下ると、関川村の町並みが見えて来ます。「あ~、下界に戻って来たんだなぁ…」嬉しい様な寂しい様な感情を抱きつつ9時間半と理想以上の好タイムでゴール出来たお蔭で、汽車の時間まで2時間ある事もあり,とよふじさんの名物ゴマラーメンを食し帰路へ



JR米坂線で手ノ子駅まで戻り、アッと言う間に撤収を済ませて、いざ南陽へ!今回は、出来そうでなかなか滅多に出来ない贅沢コースですなんと、お泊りで即日打ち上げ会でした~~ッ「お疲れ様でした~乾杯ッ」
ショウさん・W辺さん・コーチ・YU-KIさん・にっしーさん…走った者でないと理解不可能な、素晴らしき世界でしたね。俗世から完全に隔離された様な人っ子一人とも出会わない峠道…あ~~、最高の山旅、そして夜でしたね本日、現実社会に戻り即お仕事でしたが、魂は未だに皆さんと峠の頂で談笑しています(笑)因みに皆さん、必然的に『八十里越えライド』強制参加です
●総走行距離=60㎞(昨年コーチと走破の際は、車をデポした駅がひとつ手前でしたので70㎞) ●所要時間=9時間40分…のMTB古道ライドでした
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