『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4507 蔵王BC~再チャレンジ編~

昨夜のブログでお伝えしました蔵王BC(バックカントリー)スキーソロツアー・その2となります。先週に続いて昨日の休みも『てんくら予報=A=』でした…と言う事は、再チャレンジしないわけには行きません先週の水曜もてんくら(登山者向け天気予報サイト)でAでしたが、実際現地はガスガスの強風でして(晴れたのは夕方前)、冬山の厳しさを改めて体感させられた思いでした。 そして昨日はと言いますと…思い描いていた様な青空ではありませんでしたが、ガスは掛かっておらず風も風速10m程度で、冬山としてはきっと好条件なのでしょう(まだ経験が浅いので断言はできません)。 先週はBCスキーで登る速度があまりに遅く、自分でも腹立たしい思いでしたので(笑)、今週は少し思考を変えて登りのみスノーシューにして換えてました。思っていたとおり前回の2倍の速度で登れまして『行きはよいよい』だったのですが…。

という訳で今週も懲りずにやって来ました!!宮城蔵王すみかわスキー場。 6時amに着いて準備開始、スタートの6:20am頃に丁度明るくなって来ました


この時間から雪上車による場内の整備が始まっていました。 晴れてはいませんが、遥か奥に望めるのは…ひょっとして刈田岳でしょうかッ


今回の登りのルートはアトミ奥の激登りは避けて、樹氷観光雪上車(宮城蔵王観光道路)コースを延々歩きました。分岐を左折して更に観光道路を進むと…お~~ッ!刈田岳が望めました先週は全く見れませんでしたので、それだけで嬉しかったです


先週見れなかった景色パートⅡ・北蔵王方面



先週見れなかった景色パートⅢ・前山~不忘山方面


観光道路からエコーラインへ抜け、先週雪上車で整備中の(Uゴロちゃんに激似な)お兄さんからアドバイスを受け引き返した地点までは、先週の半分のタイムで通過…やはり先週どんだけ遅かったんだかその後、エコーラインからハイラインへ進みます。料金所も冬は、画像の様な感じです


その後、刈田岳駐車場を抜けて馬の背へ進み、まずは熊野岳を目指します


熊野岳へは思ったより早く、スタートから3時間半ほどで到着しました


エビのシッポ(と呼ばれる)が沢山…冬山の厳しさが伝わって来ますね~
そして熊野岳山頂からは、御馳走とも呼べる絶景が待ち構えていました


飯豊連峰の稜線…緩く雪が積もった頃に大日杉コースで、本山日帰りピストン登山した経験がありますが、今年はショウさんと縦走する予定です


続いて朝日連峰昨年、Yu-kiさん・mykさんのサポートを受け、念願の日帰りフル縦走を果たした記憶が未だに脳裏に濃く残っており、感慨深い思いで眺めました。次回は時間を掛けてゆっくり歩いてみたいなぁ~


そして、名峰・月山も間近に望めました


更に北側には…薄っすらですが、鳥海山まで望めました


雁戸山などは本当にすぐそこって感じでした。奥には船形山も望めました
もう、ず~~~っとこの場で黄昏ていたい気分でしたが、そこそこ風が強く体が冷えて来たので、名残惜しいですが下山開始です先週、昔はそこそこ滑れた下りのスキーの感覚が、まるで残っておらずダメダメでしたので…今回の下りは、SBTさんから譲り受けたBIGFOOTなる超ショートスキーを試してみる事に…。そのBIGFOOTは、今回のアイスバーンには超不向きでした


それでも、おそるおそる蔵王のシンボル・御釜まで来ました


冬の御釜を見るのは初めてでしたので、ここでも暫く黄昏てしまいました(笑)
飯豊~朝日連峰の景色と御釜が鮮やかに見えて、感無量のBCツアーです


馬の背から登り返して刈田岳山頂まで来ました。雪に埋もれた刈田神社に、絶景の数々を望めた御礼のお参りを済ませました


刈田岳山頂の標識と御釜さて、下りはどの位時間が掛かるのやら…


飯豊連峰~朝日連峰~馬の背~熊野岳の眺望を見納めし下山開始です


結局下りも登って来たエコーラインを行きます…登った時とは必然的に見える景色が異なり、前山~杉ヶ峰方面とまだ小さな樹氷群を望めました宮城側の樹氷の見頃はこれからですかね
例のBIGFOOTは今回のアイスバーンな路面とは本当に相性が悪く、大黒天までもだいぶ時間が掛かりましたでも、少しでもスキーの感覚を取り戻したいのと山スキー感を味わいたいのとで、スキー場へは折れず直進…延々駐車場までエコーラインを(歩くのと変わらないスピードで)下って終了でした。
刈田岳への登り返しがあったにしても復路に2時間半も要してしまいましたので、時間的にはスノーシューで歩いた方が速かったかもしれません(苦笑)
下りはなかなかの修行でしたが、今週もまた数点冬山の勉強ができましたし、何はともあれ…『飯豊連峰~朝日連峰~真冬の御釜』が見れて、感無量の良きBCソロツアーとなりました結局、スキーの感覚は戻らずじまいでした
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