『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.5656 痛恨の撤退BC


昨日は次年子へ出向く前、今季3回目のBC(バックカントリー)ソロツアーへ出向いて来ました⛷
ロードに跨ると首肩の不調が気になり集中してライド出来ない為、まだ山登りで基礎体力を戻している昨今…先々週に品倉山を登った影響で付近のルートが気になっていた所、冬山のエキスパートでいらっしゃる、みちのく@シニア部のとおるさんから「月山から品倉山へ抜けるツアーコースに以前行った事がある」というお話しを聞き、調べられる範囲で情報を集めてみると…う~ん何とも魅力的なルートではありませんか✨…と言うのが今回の目標を決めた経緯でありました😅

スタート地点へ出向く途中、弓張平付近から望めた湯殿山🏔画像では分かりにくいのですが、クレバスが入りまくりです💧つい先日、月山スキー場ベテランパトロールの方がゲレンデ内の深いクレバスに落ちて亡くなられたばかり(お悔やみ申し上げます)…どうやら地震の影響のようです⚠
予定では7時amスタートでしたが、五色沼ゲートが開いておらず7時まで待ってから再始動…大迫力な雪の壁を抜けて、月山スキー場のベース姥沢へ入りました🏔


ササッと身支度して7:20am頃スタートしました💨まだ試運転中のリフトを横目にゲレンデを黙々と登り詰め、1時間ちょっとで今回の目的最高標高地点である柴灯森(1,650m)へ到着しました🏔

北を望めば鳥海山(今年は行けるかな!?)✨南を望めば雄大な朝日連峰✨

月山は仙台方面(東側)から望めばまるまる真っ白ですが、西斜面は結構雪解けが進んでいました⛄天気もピーカンです🌞…が汗だくで登った暑い南斜面に比べて目標の北斜面側に吹く風はとても冷たく、雪面も凍結気味です❄

そして、こちらが今回の目標である稜線です✨両側が深く切れている上にまだクラスト気味の尖った稜線、そして行く先々に見えるルート上の大きなクレバス⚠雪山のスキル、更に単独行という状況を考えると、ハイリスクでありとても先へ進む勇気が湧きませんでした💧行くか否か迷いましたが「いつかまた、クレバスの無い年に訪れる事ができたなら✨」…勇気なき撤退を決めたのでありました。ガックシ😢

柴灯森に戻り更に1,688峰に登り返して、目標でした稜線を改めて横の角度から眺めてみました✨
右画像の左端には先々週に登った品倉山も望めました🏔


↑↑その品倉山BC(4/5日)の際に、向こう側から望んだ当日のこちら側の景色は、黒い雲に覆われた月山や湯殿山が見え隠れし、吸い込まれそうで怖いくらいのものでした🏔

打って変わって…薄っすら雲が掛かるも、相変わらず朝日連峰の眺望が素晴らしい✨

名残惜しく月山を振り返り「さぁ復路はどう下るか…湯殿山まで登り返して長く滑り下りたいなぁ🎿」と妄想するも、やはり峰々に数多く深いクレバスがあるのを見ると意気消沈💧
本日はこれまで!!…姥ヶ岳まで登り返して、素直にゲレンデを下る事にしました🎿遥か下部に見える湯殿山神社の鳥居を見納めし…⛩

朝日連峰に向けて飛び立つ鳥の気分で、ゲレンデへ滑り下ります🎿

駐車場まで戻ると、雲が取れた朝日連峰の主峰・大朝日岳が望めました✨

2時間半/約8kmの雪山山行🎿山神様、最高の天気に無事の下山…ありがとうございました👏昨年秋の裏越後三山以来、私的山行史上2度目の撤退をするハメになってしまいましたが、下調べできて良かったと前向きな思考で考えないといけませんね😖雪山は元々無理する事は厳禁ですが全く難しいものです💧
参考にさせて頂いた方がレポートで「行き慣れたガイドと同行される事を推奨します」と書かれていたとおり、私の様な独学素人のBCスキーヤーが単独で訪れるにはハードルが高い難コースでした💦


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