
妻の弟が結婚するというので、カンボジアのシュムリアプに行ってきました。
上の写真が新郎である義弟と新婦です。(照沼 一人)
後ろの方で暗くて良く見えませんが、早朝4時半から新婦の化粧が始まります。
前3人は私の姪っ子3姉妹。
2時間以上かけて明るくなった頃に完成。
ずっと同じ場所に腰掛けています。
メイク(かなりきつめ)とヘアセットは衣装屋さんが兼ねます。
新婦が終わると他の人たちの準備開始。
まずは、シアヌークの別荘の前の仏像に参拝。
この仏像はアンコール王朝時代のものとされています。
まずは蓮の花のつぼみを5輪束ねたものをお供えします。
この5つ束ねた蓮の花が開く前の形がアンコールワットの塔の形のモデルです。
ポルポト時代に荒れてしまったカンボジアのお寺も、
豊かになったのか、電飾などタイやスリランカ、ミャンマーぽくなってきました。
お線香は長いのを1本。
奥で写真撮影しているのは私の義兄。
HIS等で日本語ガイドをしているので現地で会ったことがある人もいらっしゃるかも。
そしてシュムリアプ定番の、なぜかグランドホテル前での謎の記念撮影。
私の8年前の時はここで衣装がえまでさせられました。
お供の人たち各3人計6人は2日間の式の間、ずっと一緒です。
以前は8人でしたが最近は衣装代など経費の少ない6人パターンも増えているようです。
新郎の弟の友人など年下の親戚・知人が務めます。
式は、かつての4日間から3日間へ、そして2日間へと簡略化が進んでいます。
そしてアンコールワットへ移動して記念撮影。
でっかい替え衣装袋を担いだ女の子たち数人がいつも一緒で、遺跡の中で幾度も着替えます。
その場でサイズ調整もやってしまいます。
観光客の人たちの写真リクエストにも応えます。
私のときも日本人旅行者から英語で
「一緒に写真を撮ってもいいですか」と何度も訪ねられました・・・
私のこたえは「オフコース・シュア、イッツ・マイ・プレジャー」
「何歳ぐらいなのかしらねぇ」
「けっこう年行ってんじゃない」
などと、そのときは日本語で勝手なことを皆さんおっしゃっていました。
結婚式専門のカメラマンにポーズを指導されます。
2日間で新婦は30回弱、新郎も10数回、着替えます。
昼近くになると皆んな、だれ気味。
私の時はバプーオンやら何やらあちこち行かされましたが、
この日は新郎新婦とカメラマンだけ、バイヨン寺院に行って、おしまいに。
(続く)
先日アンコールワットに行った際も川辺で
写真撮影していたので、橋の上から私も撮りました。
何箇所も移動して撮影するのには何か意味があるんですか?
新郎の派手な衣装も日本とは違い私はビックリしました。
外国人と一緒に写るのは結構うれしいことらしいので、
積極的に入ってください。
何箇所も移動するのは単純に記念撮影用みたいです。
春に行ったクラティエのようなローカルなところでも、
メコン河やお寺、ホテルなどあちこち移動して写していました。