セカイの周縁

世界の中心から遠く離れた縁っこで、細々と生きている―そんな日常の中でアンテナにひっかかったモノゴトを。

記憶――優しい時間5

2005-02-10 23:51:52 | ドラマ
前回、勇吉が自分の父親であることを、拓郎が梓に告白。
ストーリーの本筋が動き出して、がぜん観る気がそそられた今回。

拓郎が一時期荒れて、暴走族に入っていたことを、
恵は勇吉には話さず、一人で問題をしょい込んでいた。
それを勇吉が知ったのは恵の死後。
信じていた息子に裏切られたような思いもあり、
勇吉はなおさら息子が許せない……なるほど。
勇吉と拓郎の絶縁のいきさつが、今回、より深く理解できた。

しかし、拓郎の事故の回想シーンを見ると、
母親にハンドルを邪魔されたあのシチュエーションじゃ、
事故も起こすぞ……と彼に同情。

拓郎は恵に車の中で何を問い詰められていたのか?
それってひょっとして、
私が見逃した第1話の頭のシーンで出てきたのか???

音成の通夜に参列した勇吉の元に、
「こんなに多くはいただけない」と「御霊前」を返しにくる音成未亡人。
プライドの高い、しっかりした人なんだなぁ……。
ったく、こんな立派な奥さん残して死ぬなんて、バカだよ音成さん!
でも、やっぱ御霊前に包む金額というのは、
包む当人が何らかの気持ちを託しているわけだから、
そのままありがたく頂戴しといたらいいんじゃないの?
と私は思うけどね。

勇吉に会いに「森の時計」に来たものの、
中に入りづらくて、外で雪かきしているアズちゃん。
ほんと、無器用で、かわいいね


    


今回の名言①朋子さん
「男の人の部屋に入るってことは、
ヤッてちょうだい、っていってるようなもんなのよ。」

(というようなセリフ)
世間体も含めて、サクッとこういうこといえちゃうなんて、
マジでスゴイと思う

今回の名言②拓ちゃん
アズに電話で
「今夜は冷えるから、あったかくして寝ろ」
なんて、
お父さん?
包容力がハンパじゃないよ……ワタシ的にはOKだが

アドバルーン

2005-02-10 13:04:46 | さんぽ
公園の近くにスーパーマーケットがオープンして、
オープンセール中のため人でごった返している。
公園に来る人の雰囲気も、これまでとは違う。

今日は、木の写真を撮ってたら
「何の木ですか?」と、通りすがりの人に尋ねられ、
このアドバルーンの写真を撮ってたら、
「懸賞にでも出すんですか?」と、
自転車で通りかかった人が、わざわざ自転車を止めて聞いてきた。

はっきりいって、ウザイ。

もう、長いこと、この公園に散歩に来ていて、
やはり同じように写真を撮ってきたが、
声をかけられたことなど一度もなかった。

子連れでやってくる人たちも、
ベンチで休憩している人も、
皆、それぞれが思い思いに自分の時間を楽しんでいる様子で、
私が写真を撮っていても、
「ああ、何か撮ってる人がいるなぁ」程度の関心で、
別に気に留める人もいなかったように思う。

私だって、なにげない人とのやりとりが嫌いなわけじゃない。

でも公園には、「自然」と静かに向き合いたくて来てるんだな、
と、強く感じた今日だった。