セカイの周縁

世界の中心から遠く離れた縁っこで、細々と生きている―そんな日常の中でアンテナにひっかかったモノゴトを。

東京タワーする

2005-02-04 20:15:10 | よもやま
「東京タワー」が好評により興行収入10億円を突破、
公開期間の延長が決定したという。

スゴイね~

松本さんが劇場にサプライズ・ゲストとして登場。
司会者から「いま、男性が年上の女性と恋愛することを
『東京タワーする』っていうらしい」という話を聞かされ、

「ぜひ自分の好きな相手を誘って
一緒に『東京タワー』しちゃってください(笑)」


と、映画鑑賞に引っかけてコメントしたとか
2月5日からは190のスクリーンで上映されるらしい。

なんだろなぁ、この人気。

私もこの映画には感動したから、
やはり、作品としてうまくできていたということがあるのだろうが、
昨年の冬ソナブームといい、
「時代は恋愛を求めている」のだろうか?

何かついてる

2005-02-04 14:31:00 | さんぽ
キミの頭についてる、
その白いフサフサは何?

てゆーか、足元にじゃれついてきて、
猫か?

寒いけど、昨日までよりは
厳しさがちょっと緩んだかな。

今日は立春。

塩ラーメン!(祝100回目)

2005-02-04 00:54:21 | 
潤くんはインスタントの塩ラーメンが好き!
ナイス情報!かずなりんッ(from ゲームニッキ)

ちなみに自分はとんこつorみそ派なんだが……


……というこの、お気楽な投稿が、
ブログスタートしてから記念すべき100本目となっちゃった

根雪――優しい時間4

2005-02-04 00:17:01 | ドラマ
北海道の美しい自然に囲まれた「森の時計」で、
のんびりとコーヒーを飲む常連客たち
一見、のどかに暮らしているように見える彼らも、
やはりそれぞれの生活の苦しみを抱えて生きていた。
そんなの、あたり前のことなんだけど。

今回は、自分と他者・外の世界を区別するために
引かなきゃならない境界線の話、だったような気がする。

「レジの金額が合わない」という不合理な現実に耐えきれなくて、
自分のサイフから補てんしたり、
逆に多い分をポケットにしまい込んだりして、帳尻を合わせようとするアズ。
彼女にとっては、帳尻を合わすことが一番大事なことで、
そのために、店の金と自分の金の「境界」があやふやになっていることに
気づかない。

「店の金を自分のポケットにしまうという行為は、
他人から見ると盗んだとも取られかねない」と、
勇吉は、社会での物の見方をアズに伝えようとする。
でも、「盗んだ」という言葉に自尊心が傷ついて
感情が高ぶっている彼女の耳には届かない。

借金を頼みに来た音成に勇吉がいった言葉。

「友だちにお金の貸し借りをしちゃいけません。
友人は大切なものです。……いろんな形で助けてくれます。
でも、金のことは言い出しちゃだめです。」


正しいと思う。

自分にとって大切な人が絶体絶命のときは、
「助けてあげたい」と思うし、
「助けてあげなければいけないのではないか」という義務感に
かられたりもする。

でも、助けられない、手出しのできない「絶体絶命」もある。
そこのところを踏み越えないで、とどまらないと、
自分のことを守っていけないし、相手との関係も守れない。
人と人との関係って、ほんと、難しいところがある。

勇吉のとった態度は、間違ってはいなかった。
ただ一つ、言えることがあるとしたら、
弱っている人間に対しては、言うべきことをきちんと言った後で、
同時に、相手をどう受けとめるか、ということも考えた方がいいのかもしれない。

しかし、重たい結末を持ってきたもんだな。
今回のタイトルの「根雪」、てっきり親子のわだかまりを
さしているものだと思っていたが、それだけじゃなかったんだ……。

拓ちゃんのことにもふれたかったんだけど、
話の流れ上、今回はパス。
でも、拓ちゃん見てるとホッとする。
嫁にいきたいぐらいだよ(いや、絶対いらねぇし)。