石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

屋根塗装 終了!! 

2011年01月22日 10時49分26秒 | 家づくり

はっきり言って長かった!!

洗浄からなんだかんだ1か月程かかってしまった。

まず高圧洗浄機を使ったお掃除。

ホースを外の蛇口から屋根まで引き、屋根の傾斜に合わせた台を作り、安定させました。


作業は近所に迷惑がかからぬよう小雨に日を待ってとりかかった。

当たり前だけど、仕事と雨の日の日程が合わず、なかなかとりかかることができなかった。


高圧洗浄機、業務用と一般用でパワーの違いはかなりあるようで、とにかく時間がかかってしまった。

水の焦点を広げると苔などが飛ばず、約3㎝四方の焦点で70㎡をゆっくりゆっくりなぞっていく感じ。



かなり気が遠くなる作業。

また苔むしたところはとても滑りやすいため、まず自分の足場をきれいに確保しながら作業で神経を使った。

それでもほぼ丸二日かかりで何とか終えました。

寒さと怖さで身体がガチガチ、腕は痛いし腰は痛いし、無事に屋根から降りた時は笑いが止まらなかった。

初めての屋根での作業、かなり怖かったんだと思う。

普段、身体の使い方が…、といっているのに痛いとこだらけ、

整体師としては恥ずかしい事ですが、初めての経験、仕方ないということで…。


年が明けて、シーラー塗布。

2液タイプの方が計量は面倒だが、性能がよいとレノヴァさんが勧めてくれたので選びました。



やっぱり分量を計るのがちょっと面倒だった。

というのも、計量は重さが基準。

体重計を持ち出し、奥様もろとも計るかたちで行った。

刷毛とローラー二刀流で塗っていきました。

ネットで下調べをした時に、ブログ以外にもYoutubeの動画にも

プロが塗っている様子がでていて、かなり参考になった。1日半の作業。



シーラーは水のようにどんどん浸透していきます。劣化しているところほど浸み込んでいきます。

もっとも劣化しているところは3回塗りにしました。

それでようやく表面がテカテカに。しっかりした下地ができた感じ。



ここまでやってようやくガイナの登場です。

いままで漆喰、珪藻土、また色々な塗料などを使いましたが、

とにかく下地作りが大事。当然失敗の経験済みです

どんなに良いもの使おうとも、下地がきっちりできてなければ全て台無し。

ここまでは出来るだけ丁寧に時間をかけ下地を作ってきました。


我々は、性能重視でまず白を塗りました。



これは色による反射率の違いで、白が最も太陽光を反射し、遮熱効果があがるそうです。

実際塗っている最中はかなり眩しく、サングラスが欲しくなるほどで、まるでスキー場に

いるかのような感じ。

白の二度塗りを終えた時点で、塗布前は、日が当たって暖かった屋根の表面温度が、冷たく感じるようになった。



これにはちょっとびっくりした。正直最初はこんな塗膜だけで効果があるの?と半信半疑。

たったこれだけのことで、不安から期待に変わってしまう。心底、自分って単純。



写真を撮ってくれたマンションの友人宅は我が家の北に位置してるためか、あまり眩しくはないよと



言ってくれはしたんですが、屋根の向きや位置関係が変わったとしたら眩しいかもしれない。

そんな心配もあり、緑を仕上げとして塗りました。濃い目にローラーで塗ると溝の部分がどうしても塗りきれず、最後はチリッパケで全面塗ってました。




これまた腕がパンパン。あ~情けない…。

このガイナを塗る時は一日スケジュールが空く日がなく、半日塗って半日整体という日程で、はかどらなかった。

ただこの乾燥状態。冬とは思えぬ乾燥時間、30分程度で大変助かった。


最後の縁切り、最も怖かった工程です。慎重にゆっくり行いましたが、何度か失敗してコロニアルを折ってしまいました。トホホ…。




全体の感想としては、DIYでやるにはちょっとリスクが高いかと思います。

気軽にやってみてはとは絶対言えない。DIYでやる方はあまりいないと思いますが…。

気が抜けない作業が続くし、集中力が切れたら止める判断力は必需だと思います。

DIYでやるなら室内使用はとても良いと思います。

我が家もこれから残ったガイナを室内に塗っていきます。

これなら娘達にも手伝わせることができるし、本当の意味でのDIYを楽しめると思う。

今から楽しみ~!!


蒸し暑い夏は嫌いですが、今年の夏は少しだけ楽しみになりました。

ガイナの効果がどんなものかもその時に…。

(整体人)

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