そろそろ少し難しい話をひとつ…
どんな人も身体の体幹には軸なる“筋力や柔軟性が優位な側”と
“疲労や負担による不調が出やすい無意識の緊張が強い側”をもっています。
極端に書くとこんな感じに左右に差が出ています。
向かって左側は伸びる意識があり、力が抜けているのに対し、右は力が入り縮んでいます。
例えば階段を上がるときサッと足が上がる側が軸側(最初に力を安定して踏み込める)、
片足立ちをしたとき長く立っていられる、得意な方が軸側。
貧乏ゆすりをするのは緊張側、音楽に合わせリズムをとるのは軸側(笑)
全てにおいて絶対ではないですが、こんな風に普段気づかない動き一つ一つに
得意な身体の動きが優先されているのです。
では不得意な方を積極的に使えばいいのか。というとそう簡単にはいかない“無意識の緊張”
何より“使えていない”という感覚がまず分からない。
身体が使いにくいために長い間身体の動きを支えて来た軸側は、
腹筋をはじめ筋力があります。
それとは逆に縮める意識の強い緊張側は
「使った疲れ」ではなく「力が抜けない、詰まった疲れ」がでてしまいます。
通常「軸」というと足を意識する方が多いように感じますが、
身体の動きを司っているのは「体幹」なのです。
体幹をどう使い、どう鍛え、どう弛ませるかで四肢の動きが違ってきます。
接地したときの体重のかかり方や、腕の動きは体幹の状態によって変わってくるのです。
分かっているようで自分の身体ほど見えていないものです。
興味のある方は整体人のホームページへ
(整体人)
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