石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

体幹の軸側と緊張側

2010年04月26日 10時24分35秒 | 身体日記

そろそろ少し難しい話をひとつ…


どんな人も身体の体幹には軸なる“筋力や柔軟性が優位な側”と

“疲労や負担による不調が出やすい無意識の緊張が強い側”をもっています。

極端に書くとこんな感じに左右に差が出ています。



向かって左側は伸びる意識があり、力が抜けているのに対し、右は力が入り縮んでいます。


例えば階段を上がるときサッと足が上がる側が軸側(最初に力を安定して踏み込める)、

片足立ちをしたとき長く立っていられる、得意な方が軸側。

貧乏ゆすりをするのは緊張側、音楽に合わせリズムをとるのは軸側(笑)


全てにおいて絶対ではないですが、こんな風に普段気づかない動き一つ一つに

得意な身体の動きが優先されているのです。


では不得意な方を積極的に使えばいいのか。というとそう簡単にはいかない“無意識の緊張”

何より“使えていない”という感覚がまず分からない。

身体が使いにくいために長い間身体の動きを支えて来た軸側は、

腹筋をはじめ筋力があります。

それとは逆に縮める意識の強い緊張側は

「使った疲れ」ではなく「力が抜けない、詰まった疲れ」がでてしまいます。


通常「軸」というと足を意識する方が多いように感じますが、

身体の動きを司っているのは「体幹」なのです。


体幹をどう使い、どう鍛え、どう弛ませるかで四肢の動きが違ってきます。

接地したときの体重のかかり方や、腕の動きは体幹の状態によって変わってくるのです。


分かっているようで自分の身体ほど見えていないものです。

興味のある方は整体人のホームページへ


(整体人)




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